ベイで心機一転の久保裕也 「話が直接きたのはDeNAだけ」
昨オフに巨人を戦力外になった久保裕也(35)が復活を懸けて新天地で汗を流している。02年に自由枠で巨人に入団。新人年の03年に6勝を挙げるなど9年間で43勝(31敗)をマーク。先発やリリーフ、抑えで活躍するも、11年オフに右股関節、翌12年にはトミー・ジョン手術を受けた。14年に4勝4敗11ホールドと復活したが、昨季は一軍登板ゼロで13年間在籍した巨人を去った。4日もブルペン入りするなど、順調に調整を進める久保を直撃した。
――初日はいきなり集合時間に遅刻しましたね?(笑い)
「(苦笑いを浮かべながら)ホント、申し訳ない気持ちです。当日はマネジャーさんからの電話で起きました。毎年、キャンプが始まるのを楽しみにしてて、ワクワクしていたら朝の5時半まで眠れなかったんです」
――昨年は一軍登板ゼロでしたが、二軍で38試合に登板しました。
「昨年は調子の波がありました。僕自身、もうちょっと高いところを目指さなきゃとは思うんですけど、どこか心の中でどうせ、今年は上に呼ばれることはないんだろうな、という気持ちはありました。まあでも、(巨人は)若い投手が力をつけてきて、力を発揮しているのは大きいと思います。なかなかそこに食い込めなかったですね」