打撃力アピールのDeNAロマックは性格とヤル気も“超A級”
「日本の野球に100%、慣れてはいないけど、今は新人選手のような気持ちでやっているよ」
笑顔でこう語るのはDeNAの新助っ人・ロマック(30=ダイヤモンドバックス)。
21日、韓国ネクセンとの練習試合に5番右翼でスタメン出場。適時打を放つなど、存在感をアピールした。
昨年まで在籍したバルディリスに代わる三塁手として期待を寄せられているロマックだが、三塁守備では捕球、送球でおぼつかない部分を見せていることもあり、チーム内では「大丈夫なの?」と不安視する声も上がっている。が、本人は日本で成功するために、一から野球を学び直そうという意思がある。あるコーチは、「聞く耳は持っている。本人から『気になることがあれば何でも指摘してくれ』と言ってきたくらい。打撃、守備、走塁、すべてにおいてアドバイスを受け入れようという姿勢は感じる」と言う。
ロマックはこう語る。
「日本で成功するためには文化をリスペクトしないといけない。違いは必ずある。アメリカ人が日本に来て、日本の野球をやることが求められているのはわかっている。いち早く日本の野球に慣れたい。何回も繰り返し練習すれば日本の投手は攻略できると自信を持って戦いたい」