「超変革」どころか草野球 金本阪神が巨人に大敗の赤っ恥

公開日: 更新日:

 これで伝統の一戦と呼べるのか。27日、阪神巨人に1-11と大敗を喫した。

 試合後、「今季一番情けない。恥ずかしい試合。ファンに何を言われても仕方ない。そういう選手を送り出しているオレの責任」と硬い表情で詫びた阪神の金本監督は、この巨人との3連戦が始まる前、こう意気込んでいた。

「東京ドームでこっちが勝ち越したから、向こうも今度は敵地で勝ち越そうと思っているだろう。こちらも、そうはいかんぞというところがないとね」

 今季初めて本拠地の甲子園球場に巨人を迎え、改めて「超変革」を見せつけようとしたのだが、甲子園で繰り広げられたのは程遠く、草野球とでも言うべきものだった。

 0-2の四回。中堅の江越が村田の飛球を落球したのが草野球の始まり。記録は二塁打だったものの、限りなく失策に近い捕球ミスで傷口を広げると、1死二、三塁から投手・田口の打球を一塁のゴメスがエラー。続く長野の中前適時打を江越が今度は本塁へ暴投し、送球がバックネット前を転々とする間にさらに1点を失った。ミスのオンパレードでこの回一挙4失点。結局、坂本に2発を浴びるなど、終わってみれば11失点でボロ負け。本拠地・甲子園で赤っ恥の連敗である。巨人のの関係者がこう話す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動