リオ卓球女子代表の石川 北朝鮮戦に向け“カット対策”万全
リオ五輪の卓球の組み合わせが決まった。
日本女子団体(世界ランク2位)の初戦はポーランド(同11位)が相手。波乱がなければ準決勝までは順調に駒を進めるはずだ。そこでぶつかるであろう、香港(同4位)、台湾(同6位)、ドイツ(同9位)のいずれかを破れば、決勝は中国(同1位)との再戦となる。同4位の男子も中国とは別のブロックとなった。
女子シングルスで第4シードの石川佳純(同6位)は3回戦から出場。おそらくカット型のキム・ソンイ(北朝鮮=同50位)と対戦することになる。第6シードの福原愛(同8位)も3回戦からの出場で、順当なら団体でも当たるポーランドのリー・チェン(同30位)と戦う。
組み合わせが決まって一夜明けた現地4日、石川はカット型の男性相手に打ち込んだ。「(シングルス初戦の)3回戦はカット主戦型と当たる可能性が高い。しっかり対策したい」とは言うものの、「カット打ちをたくさん練習してきたから、そこまで不安はない」とキッパリ。個人も団体も金メダル宣言しているだけに、3回戦で負けるわけにはいかない。