五輪新で200m平泳ぎ決勝へ 渡辺一平“勝負強さ”で金奪取
リオ五輪の競泳男子200メートル平泳ぎ準決勝で、渡辺一平(19)が2分07秒22の五輪記録。全体1位で決勝に進出した。
渡辺はもともと後半に強いタイプ。それが準決勝では序盤から積極的なレースを展開。150メートルのターンから一気にスパート。快記録を叩き出した。2分07秒22は世界記録に0秒2。歴代でも3位の記録だ。
ジャパンオープンでも記録では上回る小関也朱篤(全体4位で決勝進出)を破るなど、渡辺はここ一番での勝負強さがある。平泳ぎは日本のお家芸。小関ともども決勝ではメダルの可能性が大いに膨らんできた。
▽渡辺のコメント
「(200メートルバタフライで早大の)先輩の坂井さんが銀メダルを取ったので、絶対に決勝には残ろうと思った。先輩に続けるよう、決勝までの1日をより良いものにしたい」
▼男子200メートル平泳ぎ準決勝 ▽1組
①渡辺一平2分07秒22=五輪新
②プリノ(米)2分07秒78
③小関也朱篤2分07秒91