日本女子OP畑岡V影響? 「緑の甲子園」通信制排除の動き
女子高生の偉業で拍車がかかるかもしれない。
先週の日本女子オープンで女子高生アマチュアの畑岡奈紗が優勝。17歳263日での達成は史上最年少優勝記録の更新となった。畑岡は来週早々にも、プロ転向するための申請を行い、今週のスタンレー女子(7日開幕=静岡・東名CC)に出場後は、12日に渡米。20日から始まる米ツアー2次予選会に向かう。
畑岡の在籍するルネサンス高は「インターネットの高校として8000人以上の卒業生を送り出している」(同校ホームページより)、いわゆる通信制の高校だ。
その畑岡が脚光を浴びた日本女子オープンの1日目のこと。日本高等学校ゴルフ連盟は井上尚彦理事長の名で、通信制高校ゴルフ部の顧問宛てに「通信制高等学校ゴルフ部顧問の先生方と本連盟理事との意見交換会のご案内」(日時10月15日・14時30分~都内)の文書が送付された。そこには「全日制と通信制のさまざまな違いを踏まえ、カテゴリー別大会運営を検討する必要があるのではないかという意見があります」との一文がある。「この点が引っ掛かります」と、通信制高校の関係者がこう言う。