CSの士気にも影響か DeNA池田社長“電撃退任”の複雑事情

公開日: 更新日:

「やっぱり辞めるんですね」

 15日にCSファイナルで広島に敗退したDeNAナインはむしろ、さもありなん、といった感じだった。16日、DeNAの池田球団社長(40=写真)が退任を発表。同日会見を行い、南場オーナー(54)も同席した。

 新規参入時に社長に就任した池田氏は、万年Bクラスだった球団をCSに進出させ、赤字体質だった球団経営を黒字に転換させるなど、手腕を発揮。今後は親会社には復帰せず、フリーとして自著の執筆計画も進行しているという。

「CS期間中も、選手間では社長退任の噂が飛び交っていた」とは、横浜OBだ。

「今回の退任は9月に入って電撃的に決まったそうだ。以降、退任のウワサが徐々に選手に広がった。マツダスタジアムのベンチ裏でも『本当に辞めるのか』『何で急に辞めることになったのか』『何もこの大事な時期に動かなくても』と、表情を曇らせる選手もいた。トップが代われば去就も含めて影響を受ける選手もいるわけですから」

 この交代人事が戦いに少なからず影響したというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇