本塁打&打点チームトップも…阪神ゴメス解雇の大バクチ

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「これによって阪神は来季、4番と三塁手を新助っ人で補うことになる。ドラフト1位の大山(白鴎大)の本職は三塁だが、金本監督は二塁起用の構想もあるし、大成するには少し時間がかかるみたい。新外国人はバクチと同じで当たり外れがある。当たれば万々歳であって、外れた時のリスクが大きい。FAの糸井を獲得できても彼は、長距離打者ではない。そうなると阪神は、打線の中に20本塁打以上を打てる長距離打者が不在となる可能性が高く、昨年以上の『ピストル打線』に陥りかねません」(阪神OB)

 某球団の渉外担当もこう言う。

「マギーであれば日本でのプレー経験があるからある程度は計算は立つかもしれない。しかし、打って守れてという選手は米球界が簡単に手放さないし、30本塁打を打って守備もいいという日本ハムのレアードのような選手は稀だといっていい」

 実際、今季の三塁手の助っ人は、阪神のヘイグ、DeNAのロマックともに大失敗に終わっている。

 ゴメスの放出が後々、ダメージにならなければいいが……。

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