阪神が密かに狙う“右の大砲”李大浩 福留一塁拒否で現実味
金本監督の腹ひとつだ。
阪神は昨年、在籍3年で65本塁打、260打点のゴメスが退団。メジャー通算7本塁打のエリック・キャンベル(29=メッツ3A)を獲得した。
金本監督はこの新助っ人を「4番・三塁」で起用するという。一塁には右翼から福留をコンバートさせるプランを持っていた。しかし、福留本人がこれを拒否。現時点では未定だが、そこであの大砲取りが再考されているとの声がある。あの大砲とは、日本球界4年間で98本塁打を放った、元マリナーズの李大浩(イ・デホ=34)だ。
ある球界関係者が言う。
「阪神は昨季後、マリナーズからFAになった李と獲得交渉を行った。その際、李側の条件を受け入れることができず獲得に至らなかったようです。その条件とは一塁でのフルシーズン起用と聞いた」
90本塁打、506得点、475打点はいずれもリーグ5位だった貧打の阪神にとって、右の大砲である李はノドから手だが、一塁で年間起用を約束できない事情がある。
■セなら30本塁打、100打点