J神戸新監督にスペイン人 三木谷会長“バルサ化”の野望

公開日: 更新日:

 前バルセロナの至宝MFイニエスタが所属するJ1神戸の後任監督にスペイン人指導者リージョ氏の就任が発表された。

 吉田孝行前監督の解任理由は、イニエスタ加入後の成績が3勝1分け4敗と負け越し、1試合平均1.39得点が平均1得点と下落した責任を取らされた――ともっぱらだが、真相は「王様イニエスタがストレスを感じないでプレーしてもらうために知名度の高いリージョ氏にオファーを出し続けていた」(サッカー関係者)。

 成績が上向いても、吉田前監督は解任される運命にあった。

「バルサのパスサッカーを目指し、イニエスタを引き入れた神戸のオーナーを務める楽天の三木谷会長は17年7月から4シーズン、バルサの胸スポンサーとして名乗りを上げた。その三木谷会長自身が『バルサ上層部に相談。成績以前にインテリジェンスのある監督を探している』とかねて話していた。いくらイニエスタが天才でも、周りの日本人選手がヘッポコだと成績が上向くハズもなく、とにかくイニエスタに機嫌良くプレーさせたい一心で実績のあるスペイン人監督を探していたのです。バルサのパスサッカーの体現者といわれているグアルディオラ現マンチェスターC監督が<師匠>と仰ぐリージョを紹介してもらった三木谷会長が、三顧の礼をもって招き入れた」(地元マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今