元川悦子
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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

香川真司は来季どこでプレー?トルコリーグ残り8戦の重み

公開日: 更新日:

 3月の代表2連戦をこなして「非常に刺激的で、いろいろ考えさせられた」と言い残してトルコに戻った香川真司(ベシクタシュMF)。4月8日のチャイクル・リゼスポル戦から終盤戦がスタートする。目下、リーグ3位のベシクタシュが狙うは、欧州CL挑戦権を得られる2位以内。彼がその原動力になれれば、移籍の選択肢も増えるはず。「ドルトムント復帰はない」といわれる香川の身の振り方次第で、今後の代表人生も変わってくる。

 ベシクタシュのオルマン会長が3月中旬に「完全移籍で獲得したい」と公言した時点では、香川の来季トルコ残留が有力視されていた。が、ここにきて地元紙が「ドルトムントが移籍金を約10億円に吊り上げた」と報道するなど、完全移籍の道が険しくなってきたという観測が強まっている。

 一方、ドイツのシャルケやレバークーゼンが香川獲得に動き始めたという噂も流れており、日本代表「背番号10」を巡る欧州クラブの動きが慌ただしくなってきた。

 第1希望であるスペイン移籍を現実のモノとするためにも、今季ラスト8戦で目覚ましい活躍を見せて“商品”価値を一気に上げるしかない。

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