米滞在の日本人メジャー選手は感染リスク冒しても帰国が吉

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 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本人メジャーリーガーが練習を再開した。

 23日(日本時間24日)にはマリナーズ・菊池雄星(28)が、アリゾナ州スコッツデールの公園などで約1週間ぶりに体を動かした。

 MLBでは今月26日の開幕を延期し、各球団はキャンプ地や本拠地の施設を閉鎖した。米国外出身選手は一時帰国を許可されたものの、日本人選手で米国からの出国を検討しているのはレイズ・筒香、ブルージェイズ・山口ぐらい。エンゼルス・大谷、ヤンキース・田中、カブス・ダルビッシュらは菊池のようにキャンプ地や自宅周辺の公共施設を利用して汗を流しているのが現状だ。

 大谷は航空機での移動による感染を避けるため、本拠地アナハイムでの調整を決めたそうだが、米国滞在もリスクはつきまとう。

 米政府は国家非常事態を宣言。感染が拡大するニューヨーク市ではロックダウン(外出制限)を発令した。外出はままならず、ストレスを抱えた住民は少なくない。銃社会の米国では、無差別に人を殺傷する乱射事件が後を絶たず、多くの加害者は凶行に及んだ原因として、被害妄想を抱いたり、何らかのストレスに悩まされていたことが調査結果で判明している。

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