メジャーリーグ
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ア・リーグ西地区は昨季世界一レンジャース中心に三つ巴、大谷抜けたエ軍は100敗まである
大リーグに詳しいスポーツライター・友成那智氏がレギュラーシーズンの行方を占う。 ◇ ◇ ◇ 昨年同様レンジャーズ、アストロズ、マリナーズの3強が首位争いを繰り広げ、大谷の抜けたエンゼルスと、若手が期待通り成長し...
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ナ・リーグ東地区はブレーブスとフェリーズがガチンゴ対決!
大リーグに詳しいスポーツライター・友成那智氏がレギュラーシーズンの行方を占う。 ◇ ◇ ◇ 昨年、ブレーブスが序盤から首位を独走し104勝で地区優勝を果たした。圧倒的な強さを見せたのはアクーニャJr、オルソン、...
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ナ・リーグ中地区は名将・カウンセル監督率いる鈴木誠也&今永昇太のカブスが有利!
大リーグに詳しいスポーツライター・友成那智氏がレギュラーシーズンの行方を占う。 ◇ ◇ ◇ 優勝候補筆頭はカブスだ。最大のプラス要因は、ブルワーズのカウンセル監督の引き抜きに成功したことだ。カブスは、昨季、最後...
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ナ・リーグ西地区は巨大戦力ドジャース独走でダル&松井のパドレスは蚊帳の外
大リーグに詳しいスポーツライター・友成那智氏がレギュラーシーズンの行方を占う。 ◇ ◇ ◇ ここ数年、ドジャースが100勝以上して地区優勝というパターンが少なくない。今季は大谷翔平と山本由伸の加入で戦力がさらに...
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カブス今永昇太がMLB打者を翻弄する「の」の効用…独特な投球モーションが生む必殺の錯覚
メジャー1年目、カブスの今永昇太(30)が持ち味を発揮している。 初登板となった日本時間2日のロッキーズ戦で6回2安打9奪三振の好投で無失点に抑えて初勝利を挙げると、降雨の影響で4回降板した8日のドジャース戦でも得点を許さな...
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水原一平容疑者が違法賭博の“沼”にハマり総額280億円負けるまで…胴元との生々しいやり取り
「ショウヘイ」が華々しくスポットライトを浴びる裏で、「イッペイ」はギャンブルの沼にはまっていったようだ。米連邦検察は11日、大リーグ「ドジャース」の大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者(39)を銀行詐欺容疑で訴追したと発表。違法スポー...
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歴史、収容人数、アクセス…大谷翔平が躍動するド軍本拠地を徹底解剖
■歴史 1962年に開場。ドジャースが1958年にニューヨークのブルックリンから移転した4年後に完成して以来、ロサンゼルスのシンボル的存在であり続けている。 現在のメジャー30球団の本拠地としては、ともに国定歴史建造物...
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チケット代、特徴、名物…大谷翔平が躍動するド軍本拠地を徹底解剖
■チケット代 価格は対戦カードなどによって変動する。最も高額なのが「ダグアウトクラブ」の名称で販売される、バックネット裏から一、三塁側ベンチ上にかけての前列席で、相場は1席800ドル(約12万円)から。このチケットには専用のビ...
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大谷にFBIから「無実」お墨付き 自身の潔白証明され、いよいよ本塁打量産態勢へ
米紙ニューヨーク(NY)・タイムズは日本時間11日、ドジャース・大谷翔平(29)の通訳だった水原一平氏(39)が違法賭博と不正送金を認める方向でFBI(米連邦捜査局)と交渉していると報じた。 これを受けて米ニュースサイト「T...
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山本由伸 投手史上最高額契約で狙うはサイ・ヤング賞
12年総額450億円は投手としてメジャー史上最高額。オリックス時代の昨季は、プロ野球史上最多タイの3年連続沢村賞を獲得した。昨春WBCでも侍ジャパンの世界一に貢献、日本のトップ投手として、米メディアからはサイ・ヤング賞を期待されるほ...
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勝利に飢えた男テオスカー・ヘルナンデスはシルバースラッガー賞2度の万能野手
マリナーズから単年契約で移籍。1月の入団会見で「俺は勝利に飢えている」と話したように、大谷同様「ヒリヒリする9月」を熱望している。他球団からの複数年契約のオファーを蹴って単年のドジャース入りを決断したのは世界一になる確率がより高いと...
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エバン・フィリップスは激動の移籍生活の末、安住の地を見つけたジャーニーマン
2018年にブレーブスでデビューすると、その年の7月にトレードでオリオールズに移籍。19年は25試合に登板したが、20年9月にマイナー契約となり、翌21年8月2日に自由契約となった。それでも翌日にレイズに拾われて、同月の初登板で初セ...
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ジェイソン・ヘイワードは大谷の広報担当を兼任、挫折を知った人格者
5度のゴールドグラブ受賞を誇る名手。メジャー15年目を迎えるベテランはクラブハウスのまとめ役的な存在だ。柔和な人柄で若手からの信望が厚いだけでなく、首脳陣と選手のパイプ役も担っている。ロバーツ監督から、シーズン中の取材機会が限られる...
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タイラー・グラスノー 長~い手足が叩き出すメジャー屈指の数値
昨季はレイズのエースとして120イニングを投げ、162奪三振と驚異的な数字をマーク。同年オフの2対2のトレードでドジャースに入団した。トレードはグラスノーがド軍と長期契約に合意することが前提条件だったことからも、球団の期待の高さがう...
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エンゼルスには「大谷移籍」が好影響? 投打の主力失ったのに地区首位快走のナゼ
打って44本塁打、投げて10勝(5敗)の大谷翔平(29=ドジャース)がオフに退団。主砲兼エースの大黒柱を失ったにもかかわらず、めぼしい補強をしなかったエンゼルスが、意外にも気を吐いている。 開幕したばかりとはいえ、日本時間1...
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大谷が評価加算されにくいDHでも…リーグ屈指の貢献度「WAR」を叩き出すナゾ解き
ドジャース・大谷翔平(29)が日本時間11日、敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「2番・DH」で出場。3打数1安打で7試合連続安打とした。 2-3と1点を追う七回、フリーマンの二塁打で一塁から激走して生還したが、チャレンジの結...
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右肩負傷中のメッツ千賀滉大が60日間のIL入り…復帰は最短でも5月28日
右肩を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているメッツ・千賀滉大(31)が15日間から60日間のILに移行した。 日本時間11日、球団公式サイトが伝えた。復帰は最短で5月28日になる。 千賀は2月のキャンプ中に右肩後部に...
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「間違いなく負担は増えている」 大谷が世界に向けて警鐘を鳴らすMLB時短策の弊害
「間違いなく負担は増えている。それは間違いないと思います」 日本時間9日、投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」について、ドジャースの大谷翔平(29)がモノ申した。 報道陣から、「この2日間、投手のケガが増えている...
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ギャビン・ラックス 大ケガから逆襲に期待がかかる未完の大器
2022年は主に二塁手として129試合に出場。その年のオフ、正遊撃手のトレイ・ターナーがフィリーズに移籍し、ラックスは後釜として期待されていた。しかし、昨季のスプリングトレーニングで右膝の前十字靱帯と外側側副靱帯断裂の大ケガ。1年間...
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マックス・マンシーは父との二人三脚でメジャー復帰した苦労人
昨季はベッツ(39本)に次ぐチーム2位の36本塁打を放った長打力が武器だ。守備は本職の三塁のほか、一、二塁に外野もこなす万能タイプ。昨年11月に2年2400万ドル(約36億円)で契約を延長した。 今や強力打線の一角を担ってい...
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世界的スターと同姓同名のウィル・スミスはメジャー屈指の「打てる捕手」
4番起用が濃厚な正捕手は、文字通りチームの攻守の要となる。2016年ドラフト1巡目で入団し、メジャーデビューとなった19年に54試合で15本塁打。正捕手に定着した21年以降、常に20本塁打前後を放つメジャー屈指の「打てる捕手」だ。肩...
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ジェームズ・アウトマンは石ころをペットにする「イケメンの変人」
メジャーデビューした2022年は、わずか4試合の出場ながら、1本塁打、3打点、打率.462。昨季は151試合で23本塁打と実力を証明する一方、181三振と課題も残した。俊足、強肩を生かした中堅守備にも定評があり、ロバーツ監督は「打撃...
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ベッツにカーショー、フリーマン…ド軍MVP3人の仰天素顔
今季、メジャー15年目を迎える左打ちのスラッガーだ。 短縮シーズン(60試合)だったブレーブス時代の2020年のキャンプ前にコロナウイルスに感染。高熱や嗅覚障害など重症を患って大幅な調整の遅れを強いられたが、開幕に間に合わせ...
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大谷絶好調の裏にMLBとドジャースの「特別扱い」…異例のバックアップ体制で打率.345
MLBはドジャース大谷翔平(29)が起こした賭博醜聞に対し、早期の幕引きを図ろうとしているし、そうせざるを得ない複雑事情もある。それが結果として、大谷がグラウンドに集中できるよう配慮したことになっている。(【前編】からつづく) ...
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大谷翔平はカネを引っ張れる“最大のツール”…MLBが賭博醜聞にさっさと幕引き図る複雑事情
「大谷の会見は透明性が高く、非常に信用できるものだった。調査は進んでいるが、長くかかるとは思わない。比較的、短期間で終わると思う」 日本時間6日、米スポーツ局「FOXスポーツ」の番組に出演した大リーグ機構(MLB)のマンフレッ...
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クリケットバットで自己最高5戦連続マルチ 大谷を支える「フライボール革命」提唱者の正体
ドジャース・大谷翔平(29)が周囲の雑音をシャットアウトするかのように打ちまくっている。 日本時間9日のツインズ戦は3号ソロを含む今季初の猛打賞で、キャリアハイの5戦連続マルチ(複数安打)を記録した。 試合前、日米の報道陣に...
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米国の謝罪文化は「謝らないと次に進まない日本」とは違う 大谷翔平の会見でも浮き彫りに
謝罪のあり方は、しばしば日米の文化の違いのひとつとして語られることがある。 訴訟大国と称されるように、事案の大小を問わず訴訟が頻繁に行われるのが米国だ。そのため、謝罪がその後の裁判で不利な証拠となることを避ける目的で、例えば...
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カブス指揮官も大絶賛! 今永昇太「最強打線」を手玉に取った冷静沈着な観察眼
日本人のルーキー左腕が好投を続けている。 カブス・今永昇太(30)が日本時間8日のドジャース戦に登板し、日米通じて初対決となった大谷を空振り三振と三邪飛に仕留めるなど、メジャー最強打線を相手に4回を2安打無失点。雨で約3時間...
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メジャー初勝利の山本由伸は「2戦連続無失点」 好投支えたドジャースの投手起用とは?
トンネルを抜けたと言えるのではないか。 日本時間7日のカブス戦に先発、5回を3安打無失点に抑えてメジャー初勝利をマークした山本由伸(25=ドジャース)のことだ。 3月7日と14日のオープン戦2試合は計7回3分の2を1...
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あるか同学年対決…ドジャース大谷vsカブス誠也の「本塁打王」争い
ドジャース・大谷翔平(29)に当たりが戻ってきた。 日本時間6日、敵地シカゴでのカブス戦に「2番・DH」で出場。4点を追う五回無死一塁から相手先発のベテラン右腕ヘンドリックスの低めのチェンジアップに体勢を崩されながらも、右翼...