注目の人 直撃インタビュー
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前川喜平氏が危惧 「安倍政権があと3年も続投したら…」
安倍首相が3選を狙う自民党総裁選が7日、告示された。投開票は20日だ。安倍が続投すれば、世論の7割以上が不信感を抱き続けるモリカケ問題の再燃は避けられない。その一方で、教育行政への介入が一層強まる懸…
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作家・原田伊織氏 西郷隆盛は粘着質のテロリストでした
NHK大河ドラマ「西郷どん」が薩長同盟まで進んだ。西郷隆盛が明治維新のために奔走する姿は痛快でもある。そんな折、「虚像の西郷隆盛 虚構の明治150年」(講談社)という本が話題になっている。同書による…
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「首都水没」著者が提言…行政の指示より前に自主避難を
異常気象が続く今夏、豪雨や台風が西日本各地につめあとを残しているが、もし東京で河川の氾濫が起きれば、東京23区は4割のエリアが水没。首都機能は完全に麻痺する。「首都水没」(文春新書)の著者で、都庁職…
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森達也氏が危惧 オウム以降の日本社会は「集団化」が加速
1995(平成7)年のオウム真理教信者による「地下鉄サリン事件」から23年。今年7月、元教祖の麻原彰晃(本名松本智津夫、63=執行時)はじめ、死刑囚13人全員の刑が執行された。ドキュメンタリー映画「…
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ちばてつや氏「権力者に堂々とものを言える国であって」
今年は、ボクシング漫画「あしたのジョー」の初連載から50年の節目。1968年から73年にかけて「週刊少年マガジン」で連載され、戦後日本の高度経済成長から取り残された人々と拳一つで成り上がる主人公の姿…
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野田聖子氏に聞いた 官僚セクハラ問題から総裁選出馬まで
辞職にまで発展した前財務次官のセクハラ発言問題は、霞が関や永田町の女性に対する感覚の古さや世間とのズレを浮き彫りにした。甘い対応の財務省に対し及び腰の政権内で唯一気を吐いたのが、総務大臣の野田聖子氏…
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日朝関係で衛藤征士郎氏「安倍政権も北朝鮮と直接対話を」
歴史的な米朝首脳会談の実現を受け、国会では超党派の日朝国交正常化推進議員連盟が10年ぶりに再始動した。政府や国会には安易な対話路線にクギを刺す意見もあるが、議連は、国交正常化の議論を先にテーブルに乗…
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脇雅史氏が自民批判「政党さえ勝てばいいでは国が終わる」
「1票の格差」是正に向けた参院選挙制度改革をめぐる自民党提出の公職選挙法改正案が18日、衆院で可決、成立した。「埼玉選挙区の定数2増」「比例代表定数4増」「比例名簿に特定枠を設ける」という自民党案に対…
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朝鮮半島のパワーゲームで日本は…共同通信・磐村氏に聞く
「チビのロケットマン」「老いぼれ狂人」と罵り合い、核のボタンを誇示した米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が急接近。史上初の米朝首脳会談で非核化に向けた取り組みをスタートさせたが、先行…
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元関脇・貴闘力 「依存症の気持ちなど政府は分からない」
成立が時間の問題となっている統合型リゾート(IR)実施法案、通称「カジノ法案」。安倍首相はカジノ建設で「総合的リゾート施設として、世界中から観光客を集める」と、経済効果に期待している。しかし、その一…
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拉致問題で蓮池薫氏 「安倍首相は言葉だけでなく結果を」
史上初の米朝首脳会談を受け、安倍首相も金正恩朝鮮労働党委員長とのトップ会談に意欲を見せている。2004年の小泉再訪朝以降、1ミリも進展しない拉致問題は解決に向かうのか。北朝鮮事情を肌で知る、拉致被…
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虐待問題解決の本質とは 黒川祥子さんが取材経験から語る
「もうおねがいゆるして」――。両親による虐待で5歳児が亡くなる痛ましい事件がまた起こった。厚労省の発表によると、2016年度に全国の児童相談所が虐待相談として対応した件数は、過去最多の12万2575件…
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作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」
ウソとデタラメにまみれた安倍政権のもと、この国はどんどん右傾化し、全体主義へ向かおうとしている――。そんな危機感を抱く芥川賞作家、中村文則氏の発言は正鵠を射るものばかりだ。「国家というものが私物化さ…
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“10番の先輩”木村和司氏が香川に直言「もっとわがままに」
ロシアW杯が現地14日に開幕する。ハリルホジッチ前監督の電撃解任を受け、西野ジャパンが始動して2カ月あまり。戦力外扱いだったMF本田圭佑、FW岡崎慎司、MF香川真司のビッグ3を復権させ、チームづくり…
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SNSに一石投じる 下重暁子さん「孤独とは自分を知ること」
SNSでつながっていないと不安でしょうがない人が増えている。「孤独」を恐れ、群れていなければ、心配でしょうがない。そんな異様な社会に対して、「孤独こそ人生を豊かにする」と一石を投じたのがこの人、エッ…
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元財務省・田中秀明氏 官僚の「政治化」が生んだ忖度体質
霞が関の官僚の壊れっぷりが酷すぎる。中でも“最強官庁”として君臨してきた財務省は一体どうなってしまったのか。森友疑惑に関して決裁文書改ざんに手を染めたうえ、事務次官がセクハラ発言で辞職に追い込まれた…
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ICAN運営委・川崎哲氏 「今こそ核兵器禁止条約の出番」
北朝鮮の完全な非核化は実現できるのか。融和ムードに包まれた南北会談が終わり、来月12日には歴史的な米朝首脳会談が控える。関係諸国の思惑が渦巻く中、蚊帳の外に置かれた日本が本来、非核化で寄与すべきこと…
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鈴木邦男氏が明言 「私は愛国者」と声高に言う人は偽物
世の中が右傾化しているといわれる。安倍政権を支持する勢力には、排外主義をあらわにする極右的な思想の持ち主も少なくない。政権側も右翼的な政策を推し進めてきた。安倍政権の5年間で日本はどう変わったのか。…
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「フェイク政権にはファクトで」辻元清美氏語る野党の戦略
いよいよ断末魔の安倍政権だが、5年という長期にわたったことで、この国の政治の劣化は著しい。行政府も立法府も主権者である国民をないがしろにしているのではないか。与野党攻防の最前線にいる野党第1党の立憲…
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森功氏が看破 モリカケ問題の根底は「安倍夫妻ビジネス」
あらゆる疑惑が今もくすぶったままだ。愛媛県今治市に4月、開学した加計学園の岡山理大獣医学部。安倍首相が「腹心の友」と公言する加計孝太郎理事長に「便宜」が図られ、獣医学部設置が決まったのではないか――…