健康は住まいがつくる
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【アレルゲン】せき・喘息は室内のカビが原因
アレルギー疾患の原因物質(アレルゲン)といえば、ハウスダストの中に含まれる「ダニの死骸やふん」がよく知られるが、あなどってはいけないのは「カビ」だ。 一般に「カビ」と呼ばれているのは真菌(キ…
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【室内事故】コンセントキャップをのみ込み、柵を乗り越える幼児
カラダに良い住宅で時を過ごすことは大切だが、意外に事故が多いことを忘れてはならない。何気なく住んでいる自宅でも、不慮の事故につながりかねない“ヒヤリハット”(ヒヤリとする、ハッとする)の危険性が潜ん…
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【床暖】併用で循環器疾患が原因の死者1.5万人減も
これまで、高断熱住宅がもたらす“寒くない住環境”の健康効果を取り上げてきたが、もう少し詳しく見ていく必要がある。高断熱で冬の室温が改善されても、暖房の取り方しだいでは、天井と床付近では大きな温度差が…
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【高断熱住宅】睡眠中の室温が高いと睡眠効率がアップする
1日の約3分の1を過ごす寝室。その睡眠環境が悪いと、「寝つけない」「熟睡感がない」など睡眠の質を低下させる。睡眠不足が続けば、子供は成長ホルモンの分泌が低下し、身長の伸びが悪くなる可能性があるという…
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【高断熱住宅】入浴時の心拍変動20%ダウン 心臓への負担が軽くなる
「高断熱住宅が普及すれば、冬の心筋梗塞や脳卒中の発症を減らせるのではないか」――。そんな調査がすすめられている。では、高断熱住宅と無断熱住宅ではどれくらい室温が違うのか、健康への影響はどこまで分かって…
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【高断熱住宅】心臓病や脳血管障害の有病率が20%以下に
日本ではアレルギー疾患が30~40年前に比べて3~4倍も増加した。その解決の糸口が見つかりそうだ。 2010年の日本建築学会のシンポジウムで、断熱性の低い寒い家から高断熱住宅へ転居すると、ア…
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【換気と病気】 トイレ、風呂場の換気扇は24時間回す
2003年の「シックハウス法」の施行以降に建てられた建築物は、すべて内装建材の使用制限と24時間換気システムの設置が義務付けられている。建材から発散されるホルムアルデヒド等を原因とするシックハウス症…
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【換気と病気】 頭痛やアレルギー、子どもの成績不振は室内空気が原因だ
“いくら寝ても寝足りない”“頭痛やめまいがする”“体がかゆい”――。こんな症状は部屋の換気不足が原因かもしれないことをご存じだろうか? 室内の二酸化炭素(CO2)濃度は建築物環境衛生管理基準に…