ゴルフ場で今何が起きているのか
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ゴルフ場経営にメンバーが直接貢献するユニークな制度
女性の来場者比率がメンバー、ビジターとも3割超えという高い数字のゴルフ場が、ブリック&ウッドクラブだ。 このゴルフ場では経営基盤を支えるために会員が協力する「最低消費額負担制度(ミニマムユー…
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キャディーやスタッフが集客に一役買うイベントが話題
1962年4月20日の開場から、もうすぐ56年になる船橋カントリー倶楽部が、2月16日に「キャディーさんとゴルフ対決 楽しいハーフコンペ」を初開催したところ、大成功だった。 たった1回しか開…
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常識変える「レディゴルフ」導入でラウンド時間大幅短縮
これまでの「ゴルフの常識」が大きく変わろうとしている。 従来の「ピンから遠い順に打つ(遠方先打)」から、「ピンに近くても準備のできた人から打ってもいい」という「レディゴルフ」だ。昨年の全英ア…
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需要にマッチ シニアのやる気喚起したペア・コンペの効果
70代になると2人に1人はゴルフをやめるといわれる。体力の衰えや、ゴルフ仲間がいなくなったり、年金生活の経済的事情もある。その70歳に昨年から団塊世代(1947~49年生まれ)が達している。いよいよ…
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白銀の世界の開放感 北海道で「雪上ゴルフ」が人気急上昇
雪上でもプレーできる! 平昌冬季五輪に負けない熱気に包まれているゴルフ場がある。北海道のゴルフ5カントリー美唄コースだ。 1995年にピート・ダイ設計「アルペンゴルフクラブ美唄コース」として…
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関東に大雪も すぐ営業再開する温暖なロケーションが魅力
都心に20センチの積雪を記録した1月22日。関東では多くのゴルフ場がクローズになった。 とくに北関東地区のコースは降雪が多く、スタッフを総動員した必死の復旧作業にもかかわらず寒波で雪解けが遅れ、2…
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徹底した人件費カットで格安プレー料金を設定し集客力増
どこのゴルフ場も今、人手不足と価格競争という2つの難題に直面している。それを、見事にクリアしたゴルフ場がある。 リソルグループの南栃木ゴルフ倶楽部だ。 もともと永野ゴルフ倶楽部の名称…
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元巨人・篠塚が熱血指導 野球教室で将来のビジターを発掘
先生は元巨人内野手の篠塚和典とツアープロの今野康晴。野球とゴルフを一緒に体験できるユニークなレッスンイベントが昨年暮れ、京葉カントリー倶楽部で開催された。 招待された小学生66人は、ドライビ…
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若洲ゴルフリンクスはジュニア対象に手ぶら無料レッスン
3年前に始まり、すでに約180人もの小・中学生が無料でゴルフレッスンを受けている穴場がある。江東区にあるパブリックコースの若洲ゴルフリンクスだ。 1965年から10年間、家庭の生ごみや新都庁…
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ティーグラウンドにテントを張って「天体観測」イベント
日の入りが早く、ゴルフ場は夕方5時ごろになればすっかり暗くなり、プレーヤーは全員がホールアウトして静けさを取り戻す。しかし、ゴルファーがいなくなったティーグラウンドにテントを張って、星空を見ようとい…
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小学生対象イベントで将来のプロゴルファーを発掘
「ゴルフもすっごく楽しい。野球とゴルフの両立は可能ですか?」 目を輝かせて質問したのは、「将来の夢はメジャーリーガー」と話す小学6年生の男子。初めてのゴルフ場であり、クラブを持つのも初体験だが…
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松山英樹に監修を依頼 15年ぶりのコース大改修に着手
ようやく世界水準に見合うゴルフ場がわが国にも誕生しそうだ。男子トーナメント会場で知られる太平洋クラブ御殿場コースが全面改修。設計家リース・ジョーンズ氏が設計し、米ツアー5勝の松山英樹が監修することで…
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年間利用者は20万人超 東京都内の「ゴルフ総合施設」
9ホールコース、ゴルフ練習場、テニスクラブを併設して年間利用者が24万人。うちゴルファーは20万人という、驚異的な数字を叩き出している施設がある。 京王線西調布駅から徒歩13分、車なら調布I…
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河川敷コースの宿命 台風21号の影響で冠水損害は3000万円
すべてが川底に沈んでいた。アメリカンテイストのコースとして人気の「KOSHIGAYA GOLF CLUB」が、今月23日未明に関東を襲った台風21号の影響で営業停止。11月5日までの2週間は復旧作業…
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アクセスに難ありだが PGAゴルフアカデミーが好評
ゴルフスクールビジネスに活路を求めるゴルフ場が目立つ。そんな中、今年で開校2周年を迎えたのが北関東自動車道・真岡ICから25分の太平洋クラブ益子PGAコースだ。 加藤俊輔氏設計により、太平洋…
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知名度低い現状打破にと「スーパーゴルフフェス」を開催
ゴルフのテーマパーク――。井戸木鴻樹プロとニアピンゲーム、プロや研修生と9ホール対戦、ゴルフ誌で有名なプロのレッスンが受けられる「スーパーゴルフフェス」が12月3日に開催される。会場はレンブラントゴ…
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将来のゴルファーを育てるイベントで地域再生に一役買う
目先の損得勘定ではなく、今から将来の集客に向けて取り組んでいるゴルフ場がある。 市川造園土木が手がけ、1975年開場の鹿沼72カントリークラブだ。 ここは北関東エリアにあって最も集客…
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ショートコースを活用してスクールビジネスを開始
ゴルフ場は今、練習場のようにスクールビジネスに存続を懸ける時代に突入しそうだ。 1992年開場の森永高滝CC(千葉)が今月13日に「森永高滝ゴルフアカデミー」を開校した。 ここはエン…
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値下げ競争厳しい北関東エリアでも強気なハプリックコース
トッププロがスイングチェックに使う弾道計測器「トラックマン」を無料で体験できるゴルフ場がある。東北道上河内SAのスマートICから4分のイーストウッドCCだ。 バブル終焉後の1992年に住友系…
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ゴルフ場が「総合リゾート施設」へと変わりつつある
ゴルフ場で「グランピング」と言われても、ピンとこないゴルファーは多いだろう。 圏央道・市原鶴舞ICから35分のキャメルゴルフ&ホテルリゾートが昨年7月から導入開始。「グラマラス(魅力に満ちた…