三遊亭白鳥大いに語る
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「先輩方、評論家…誰も今の僕を想像しなかったでしょう」
二つ目になって芸名を新潟と漢字に変えたが、寄席で自作の新作落語がまるで受けない。 「なんとかして受けたい、目立ちたい、と気ばかり焦って、鈴本演芸場に出演した際、ネタの中でパンダのお面をかぶった…
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志ん朝師匠を知らずに「春団治師匠ですか?」と言ったら…
皇族ネタは寄席でもよく受けるという。新作落語で寄席の客を受けさせるのは生半可な技ではできないのに白鳥は爆笑させる。しかし、そうなるまでは苦難の連続だった。 新潟県上越市出身の藤田英明(本名)…
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最新作は皇族の女性と交際する大学生が主人公ですが…
「落語の仮面」は昨年暮れに第10話をネタ下ろしして一区切りとすることになった。すでにCD化され、第4話までが発売されている。 「その話が来た時も美内先生の事務所にお伺いを立てたんです。すると先生…
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「落語の仮面」で主人公のライバルの母親は桂あやめ姉さん
「落語の仮面」が思いのほか好評だったことで、一昨年、鈴本演芸場で白鳥がトリを取る際、「落語の仮面祭り」と謳い、10日間通して上演することになった。 「その頃にはもう第5話まで出来てましたから、第…
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ダメもとで美内すずえ先生に「落語の仮面」のCDを送った
三遊亭白鳥は新作落語を演じる今注目の落語家である。3年前から、人気少女漫画「ガラスの仮面」(漫画雑誌『花とゆめ』に40年にわたって連載されている大作)をモチーフにした「落語の仮面」を作って演じ続け、…