浜田雅功の休養で暗雲漂う…大阪・関西万博とダウンタウン活動再開の行方
ダウンタウンの浜田雅功(61)の休養で暗雲が立ち込めているのは大阪万博である。万博決定当初からアンバサダーをつとめていたが相方の松本人志(61)は性加害報道後休業中。大阪万博のオープニングに2人揃って登場するのではと期待されていたが、浜田もダウンで、1カ月後の開幕には間に合わないどころか、欠席が濃厚になってきた。
松本問題の時も「休業中ですので」とお茶を濁していたが、現在、大阪万博からダウンタウンに対する言及はなく、このままコブクロ、宝塚歌劇団ら他のアンバサダーにまかせてあいまいにスタートしそうな感すらある。また吉本興業側も暗に「大阪万博を避けているのでは」という声も聞こえ始めている。
「今、ダウンタウンの浜田を公の場に出しても炎上しかねない。中居問題も重なり、松本が復活しようものなら猛批判を浴びる。オンラインカジノ騒動冷めやらぬ中、吉本芸人を代わりに立ててもまた問題が浮き彫りになる可能性も拭えない。大崎元会長の肝いりとはいえ、吉本側も大阪万博に及び腰になっているともっぱらです」(テレビ局関係者)。
万博の新駅周辺を視察した同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏はこう言う。
「万博全体の風通しが良くない。あと1カ月なのに、お祭り好きな関西人も静観というか傍観しているようなテンションの低さを感じます。前の大阪万博では、僕は岡山に住む小学生でしたが、2学期になると夏休みに行った太陽の塔や月の石の絵が教室にたくさん飾られ、大阪万博の勢いは岡山まで浸透していました。先日新駅の夢洲駅周辺を見た限りでは、中心地の本町駅から20、30分で、立派な駅ではありますが、さみしさが拭えない。勢いが感じられませんでした。本来ならしゃかりきにPRしてもいいタイミングですが、広報制限なのか、前宣伝が少ないこと、ダウンタウンさんの件、工事の進行具合などあいまいなことが多いせいではないかと思います。ダウンタウンさんの件に関しても主催者が“お察しください”ではなく、何らかの意思表示をすべきでしょう」