3カ月で封鎖解除 武漢モデルの実態
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人権に厳しい民主国家ドイツで「外出自粛」が機能した理由
新型コロナウイルスの感染拡大に対し、中国のように強権を振りかざさなくとも「外出規制」を機能させ、終息へ歩み始めた国がある。ドイツだ。何がドイツの人々に外出自粛を促したのか。番外編でお伝えする。 …
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湖北省だけで2兆円投入 スピード決着の裏に「3つの理由」
都市封鎖から解除まで76日間――。武漢は短期決着を成し遂げたが、その理由はいくつかある。そのひとつが、2010年に中国が国連に誓約した「貧困問題の20年以内の解消」だ。目標年度を10年前倒しにすると…
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製造業を捨てなかった中国 “マスク外交”で独り勝ちの未来
武漢の病院は都市封鎖された直後から、医療物資が大量に不足した。中国はマスク、防護服、医療用手袋など、欠乏する医療物資を各国の支援に頼る一方、マスクについては即座に臨時生産体制を組み、瞬く間に1日1億…
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都市封鎖さらに診療マニュアル化と迅速な発見、隔離、追跡
中国が打ち立てた“武漢モデル”は「都市封鎖」だけではない。実は武漢封鎖が行われる以前の1月16日、国家衛生健康委員会は「新型コロナウイルス診療方針」の公開に踏み切っていた。病例の発見と報告、識別診断…
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人との接触「ほぼ100%遮断」を徹底して武漢モデルは成功
中国の「封鎖措置」は成功したのか。筆者の考えを先に言うならば、封鎖は有効だった。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本でも「出勤7割減」「人との接触8割減」が叫ばれるが“武漢モデル”のす…
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人権無視の「都市封鎖」は中国でしか通用しなかった
中国のウイルス戦に4月8日、いったんの区切りがついた。76日間、生き地獄を見た湖北省武漢市には平和が訪れた。ワクチンも特効薬もない中でのウイルス封じ込めが“成功”したとすれば、その理由は泣く子も黙る…