経済ニュース 深読み・先取り
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2024年は希望の持てる年に…秋口に株価が「史上最高値」を突破する可能性
2023年もあとわずかです。経済誌などでは来年の予測記事を頻繁に見かけるようになりました。 米中の経済対立やウクライナ問題、イスラエルの戦火……世界情勢は大きく揺らいでいますが、米国の株式市…
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大谷翔平のドジャーズ入りに計り知れない経済効果 スポンサー企業は軒並み株高に
先週15日(金)は朝から“大谷ショー”でした。テレビのワイドショーなどがドジャースと契約した大谷翔平選手の入団会見を中継し、ユニホーム姿やワンちゃんの名前、腕時計などの話題で持ち切り。ファンは大いに…
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天気が景気をおかしくする? 観測史上で最も暑い2023年…“寒暖”混在で小売店から悲鳴
12月に入り、寒さが本格化してきたと思ったら、20度近いポカポカ陽気──。これでは体が持ちません。電車内では風邪をひいている人をたくさん見かけます。 昔から天気によって景気が左右されていると…
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ブラックフライデーから始まる「年末商戦」の行方は…賃上げムードと物価高がせめぎ合い
今後の消費を占うといえる“ブラックフライデー”商戦はどうだったでしょうか。日本でもここ数年、話題にのぼるケースが増えてきました。 電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」が利用者を対…
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年初来高値更新でいよいよ近づく株価4万円時代! 「失われた30年」のからの脱却なるか
日経平均は4万円に向けて動き出しているように思えます。 先週20日、バブル崩壊後の最高値となる3万3853円をつけました。約33年ぶりの高値水準です。 その後は利益確定売りなどに押さ…
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米中首脳会談でも重要テーマに…「半導体ビジネス」の行方は日本がカギを握る
世界が注目した米中首脳会談。先週15日に米サンフランシスコでバイデン米大統領と中国の習近平国家主席は4時間にわたって会談しました。 期待された両首脳の1年ぶりの会談ですが、経済面の成果はほと…
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2024年3月期予想「上方修正ラッシュ」に潜む暗い影…3つのリスクに警戒を
円安が企業業績を大きく左右しています。1ドル=150円という円安水準は業績予想を困難にさせます。 先週末(10日)、2023年上期(4~9月)の決算発表がほぼ出そろいました。日本経済新聞社の…
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金利アップで庶民生活はどうなる? 白菜トマト鍋は諦めてアツアツの湯豆腐で乗り切るしか…
日銀は10月30、31日に開いた金融政策決定会合で、長期金利の1%超えを事実上、容認しました。 こうした流れを受け、大手銀行の住宅ローン金利は引き上げられています。11月の10年固定(最優遇…
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市場を襲った“ニデック・ショック”で高まる中国経済への警戒感 高依存企業の決算には要警戒
先週の株式市場は“ニデック・ショック”に襲われました。 ニデック(旧日本電産)は23日に今期(2024年3月期)の第2四半期決算(4~9月)を発表。売上高、営業利益、純利益とも過去最高を更新…
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ガザ衝突で難民激増、世界の食料不安がより深刻化…期待される日本企業の役割
イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突は世界経済を揺さぶっています。パレスチナ自治区ガザ地区の人道支援は最優先でしょうが、中東に原油を依存する日本にとっても深刻な問題です。このところの円安進行により輸…
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4年ぶり開催に自動車業界は盛り上がり ジャパンモビリティショーの見どころ
「ジャパンモビリティショー」をご存じでしょうか。今月26日に開幕する一大イベントです。 実は、前回までは東京モーターショーと呼ばれていました。これまで隔年の開催でしたが、前回はコロナ禍で中止を…
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脱中国の動きが加速 日本メーカーの国内回帰が日本経済を救う
先週半ば、三菱自動車が中国生産からの撤退を検討しているとのニュースが流れました。 報道によると、現地の合弁相手である広州汽車集団と最終調整に入っています。合弁会社は「広汽三菱汽車」。広州汽車…
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今年は暖冬の予想…日本経済は“二季”になっても生き残れるか? 消費行動の変化で経済混乱
9月も終わりだというのに、うだるような暑さが続いています。朝晩こそ少しは涼しくなっていますが、残暑は厳しいようです。 気象庁の予想では冬は暖冬です。日本は四季があることで景気を下支えしてきま…
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「ジャパンモビリティショー2023」の盛り上がりが示すEV時代の加速 ホンダと日産に熱視線が集まる予感
先週、日経平均株価は一時、3万3000円台を回復しました。海外投資家の買いは旺盛で、8月5週は約3300億円の買い越し。2カ月半ぶりの巨額さです。 自動車関連も値を上げました。ホンダは6日に…
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9月相場がスタート! 株価はどこまで上昇するか、市場は“材料待ち”の状態
中国経済を牽引してきた不動産市場が変調をきたし、世界経済を揺るがす事態となっています。 中国版リーマン・ショックを連想する向きもありますが、日米欧の株価はしっかりとした基調で推移。日本市場に…
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インバウンド消費は下ブレへ…中国版リーマン・ショックや処理水問題で「爆買い」復活も期待薄
中国版リーマン・ショックの現実味が増しています。不動産大手の恒大集団は米ニューヨークで連邦破産法15条を申請、碧桂園(カントリー・ガーデン)という大手不動産も資金繰りに行き詰まりデフォルト(債務不履…
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マウイ島の山火事は他人事ではない!「森林環境税」でウッドショックを乗り切れるか
地球沸騰化というワードがニュースなどで頻繁に登場しています。連日の猛暑を体験すると、確かに“沸騰”もうなずけます。 ハワイのマウイ島では大規模な山火事により100人を超す人が亡くなりました。…
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化粧品大手コーセーが“大谷効果”で好決算! 経済効果はホームラン1本で10億円?
夏の甲子園が盛り上がりを見せています。猛暑のなか、高校球児は必死に白球を追いかけています。今夏は、劇的な幕切れも多いように思います。 一方、メジャーリーグの大谷翔平選手は凄まじい活躍ぶり。先…
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海がダメなら陸がある? 中国が日本の水産物を“禁輸”…はビジネスを広げる絶好機
中国は日本からの水産物輸入を事実上、禁止する措置を打ち出しました。 福島第1原発の処理水を薄めて海に放出する計画に、中国は反発。7月上旬から、日本からの輸入食品を100%検査としています。“…
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中国レアメタル輸出規制にも日米欧は冷静 今後の注目は“挙げた拳”をどう下ろすか
中国の狙いは何でしょうか──。「輸出管理法」と「対外貿易法」に基づき、中国は8月1日からレアメタル(希少金属)のガリウム(Ga)とゲルマニウム(Ge)の輸出を許可制としました。 ガリウムとゲ…