【プレミアム会員限定】オンライン講座 金子勝
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金子勝(第49回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
前回、小泉劇場はファシズムの危険性を孕むと指摘した金子名誉教授。それでは、日本の農政はどうあるべきなのかを徹底的に分析する。小泉農相がやろうとしている大規模化では、日本の農業は立ち直れない。戸別所…
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金子勝(第48回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
小泉劇場が話題を独占しているが、金子勝氏は「倒錯の極み」と断じている。そもそも、5キロ2000円の備蓄米に多くの人が群がり、小泉農相の手腕を評価し、ありがたがっている背景は何なのか。コメの高騰であ…
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金子勝(第47回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
世の中には財務省陰謀論、解体論、財務省はザイム真理教だなどという財務省悪玉論が溢れている。国家財政がパンクしそうだという嘘をばらまいて、減税を阻止している。彼らが日本経済の元凶という主張だが、金子…
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金子勝(第46回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
参院選に向けて、消費税減税の議論が今後、本格化するだろうが、金子勝氏は様々な整理が必要だという。減税も財源を赤字国債に求めるのか、組み換えなのかで、全然、議論は違ってくるし、減税に賛成か反対か、と…
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金子勝(第45回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
トランプ大統領の暴走により、無秩序、混沌と化した世界経済。その中で、日本が生き残るにはどうしたらいいのか。金子氏は「エネルギーコスト」の重大性を指摘する。日本はコストが高すぎるのだ。今、地方から革…
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金子勝(第44回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
トランプ関税で株が暴落、乱高下しているが、これはニクソンショックやプラザ合意に匹敵する歴史的事件だと認識した方がいい、と金子先生は言う。それほどの歴史的転換なのである。ニクソンショックもプラザ合意…
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金子勝(第43回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
トランプ流のフェイクファシズム。フェイクをSNSで拡散し、世論を誘導、選挙も制し、やりたい放題を完成させる手法だが、恐ろしいのはこの傾向が米国だけに留まらないことだ。ドイツでも極右政党が第2党に躍…
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金子勝(第42回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
トランプ政権が発足してから1カ月がたったが、予想を超えた無軌道ぶりだ。領土問題も関税も自分の意のままになることを見せようとしている。結果、欧州との亀裂が深まり、米国はインフレ退治どころか、インフレ…
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金子勝(第41回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
米国も日本も経済政策はメチャクチャだと金子勝氏は言う。トランプ大統領は自分がやればインフレはすぐに収まると豪語しているが、やっていることは高関税などインフレ政策そのものだ。一方、日本も石破政権が巨…
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金子勝(第40回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
北欧諸国はイノベーティブ福祉国家だ。もともと社会保障が手厚い国だが、それだけでなく、税金を教育無償化や科学技術振興、リスキリングに振り向けることによって、経済をけん引するイノベーションを起こしてい…
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金子勝(第39回)「経済低迷、本当のことを議論しよう」
実質賃金がてんで上がらない中、第2の円安が押し寄せている。為替介入や米国の利下げで一時的に落ち着いた円安が再び加速、物価をさらに押し上げている。それなのに、日銀に圧力をかけ続ける政府。これはアベノ…
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金子勝(第38回)「トランプ政権の性格」
日米首脳会談が終わり、トランプ大統領から無理難題を突き付けられなかったことを受けて、日本のメディアは「会談は成功」と評価し、石破首相もホッとしているかもしれない。その前提にあるのは、日本は米国の防…
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金子勝(第37回)「経済のどん詰まりを打破するために」
物価高対策が話題だが、食品の軽減税率について、金子教授が検討する。有名なイギリスのマーリーズレビューによると、食品の軽減税率は逆進緩和の効果は低いとされてきた。金持ちほど、高い贅沢品を食べるからだ…
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金子勝(第36回)「マイナ保険証は日本のIT産業の決定的遅れの象徴だ!」
マイナカードの問題点を指摘してきたが、そうはいってもIT化は避けて通れないじゃないか、と反論する人がいる。しかし、このカードでは駄目だ、と金子教授。それは貿易赤字にを見るとよくわかる。2000…
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金子勝(第35回)「亡国の愚策、マイナ保険証はいちからやりなおせ」
石破首相は見直しの検討を匂わせていたくせに、強行された保険証の発行停止。これにより、マイナ保険証への移行を強制させようとしているが、そもそも、この時代になぜ、スマホのアプリではなく、プラスティック…
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金子勝(第34回)「経済のどん詰まりを打破するために」
多くの国民は知らないが、今年の通常国会で食料・農業・農村基本法が改正された。この改正に金子教授は危機感を強くし、今度、改正法の問題点をえぐるブックレットを出した。なにしろ、戦時統制下のような発想で…
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金子勝(第33回)「経済のどん詰まりを打破するために」
財政学者の金子勝氏は国民民主が主導する税金バラマキに税制ポピュリズムだと痛烈に批判している。103万円の壁があるから就業者が増えないというが、これを突破しても社会保険加入義務が生じる106万円の壁…
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金子勝(第32回)「経済のどん詰まりを打破するために」
自民党の総裁選を金子勝教授はどう見たか。「選挙の顔」を決めるTVショーで、無責任にウける政策を並べただけ。誰もビジョンを語らなかったと落胆する。岸田前首相でさえ、総裁選のときには新しい資本主義やデ…
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金子勝(第31回)「経済のどん詰まりを打破するために」
金子先生は裏金問題を自民党の体質と看破する。体質というより、自民党の政治体制そのもの、レジームに起因すると言い切る。とりわけ小選挙区制になってからというもの、世襲議員が跋扈し、小選挙区という王国で…
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金子勝(第30回)「経済のどん詰まりを打破するために」
自民党の総裁選が始まるが、金子先生は大メディアの報道に大きな危機感を抱いているという。岸田首相が総裁選不出馬を決め、総裁候補者が乱立したことにより、肝心の裏金問題の追及がうやむやになり、テレビメデ…