【プレミアム会員限定】オンライン講座 金子勝
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金子勝(第22回)「経済のどん詰まりを打破するために」
日銀がマイナス金利を解除した。17年ぶり、歴史の転換と大マスコミは書いていたが、実は短期国債の利回りは今年2月からマイナスからプラスに転じていた。つまり、実態はマイナス金利は解除されていたのであっ…
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金子勝(第21回)「経済のどん詰まりを打破するために」
自民党の酷さは嫌というほど見せつけられているが、政権交代が起きないのはなぜなのか。もはや、政権交代以外に経済の行き詰まりと政治の腐敗堕落を止めようがないだけになおさらだ。しかし、金子氏はアジェンダ…
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金子勝(第20回)「経済のどん詰まりを打破するために」
一連の裏金疑惑と政倫審騒動ではっきりわかったのが、自民党はもはや統治能力を完全に消失したという事実だ。公然たる脱税なのに納税もしない、説明もしない。答弁能力の劣化もひどく、金子氏は立憲民主党の追及…
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金子勝(第19回)「経済のどん詰まりを打破するために」
2024年の世界を見渡したとき、金子氏は「世界的に保守リベラルが崩壊しているのではないか」と指摘します。ドイツのメルケル首相が退陣し、バイデンは戦争を煽るだけ。イスラエルのジェノサイドも容認です。…
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金子勝(第18回)「経済のどん詰まりを打破するために」
金子勝さんは今の日本を「裏金国家」と断じています。政治家は裏金を貯めこみ、政府は予備費という財布で好き勝手をし、官僚は基金を通じて、掴み金を手にする。こんな悪事を働いても、検察、メディアを牛耳り、…
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金子勝(第17回)「経済のどん詰まりを打破するために」
なぜ、日本経済は衰退し続けているのか。自然エネルギーで大きく出遅れているのが決定的だが、こうなった背景にはどうしても原発を動かし続けたい経産省の「原発は安い」というウソがある。自然エネルギーのコス…
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金子勝(第16回)「経済のどん詰まりを打破するために」
今は50年周期の大返還の時だと金子氏は言う。50年前の1970年代はニクソンショック、第4次中東戦争、石油ショックなどがあった。その前の1910年代は第一次世界大戦、ロシア革命である。50年周期に…
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金子勝(第15回)「経済のどん詰まりを打破するために」
この国をつくりかえるためには5つの改革が必要だ。生活防衛のために異常な政策をやめさせること、正しい少子化対策、未来の産業を生み出す制度改革、最悪のリスクに備える変革、イノベーションを起こすための社…
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金子勝(第14回)「経済のどん詰まりを打破するために」
岸田首相は自分が今、何を言っているのか、わかっているのだろうか。 日銀にはデフレ対策をやらせて、経済対策ではインフレ対策をする。この矛盾を解消し、経済政策を一新させなければいけないのに、野党は減…
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金子勝(第13回)「経済のどん詰まりを打破するために」
10月1日から始まる消費税のインボイス制度。売上1000万円以下の免税業者やフリーランスからの大反対が起こっていて、先日も官邸前で大規模なデモが行われた。実はこの問題について、財務省も口をつぐみ、…
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金子勝(第12回)「経済のどん詰まりを打破するために」
岸田政権が打ち出した経済対策は5つの柱からなっている。物価対策、持続的な賃上げ、投資促進などだが、すべての政策が矛盾だらけで支離滅裂、破綻していると金子氏は言う。金融緩和を放置し、円安を招くインフ…
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金子勝(第11回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
原発汚染水の海洋放出は「原発敗戦だ」と金子氏は言う。先の戦争と同じく、失敗はわかっているのに誰も責任を取らずに、勝ち目のない戦いに突き進んでいるからだ。廃炉の目処は全くたっていない。それを負担する…
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金子勝(第10回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
昨年末に閣議決定で防衛費倍増を決めてしまった岸田政権。その財源を歳出削減や外国為替特別会計などから寄せ集めようとしているが、その一方で国債の利払いを抑えるために金融緩和を続けさせ、円安を放置。昨年…
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金子勝(第9回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
日本維新の会の正体の第二弾。野党批判に明け暮れている維新の会は、「自民党をぶっ壊す」で人気を得た小泉政権と似ている。敵を作り、自分たちの失政から目を逸らさせるのである。大阪はコロナ死亡者数で全国一…
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金子勝(第8回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
日本維新の会の支持率が上がっている。その維新の馬場代表は「第2自民党でいい」と公言、立憲民主党を「つぶさなあかん」、共産党は「いなくなったらいい」と言いたい放題。民主主義を否定するかのような発言を…
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金子勝(第7回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
岸田・植田コンビがやっていることは赤字国債のロンダリングだ、と金子教授は言う。赤字国債で予備費を膨らませ、その予備費を基金化し、防衛費などに転用する手口である。こんなことがいつまで続けられるのか。…
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金子勝(第6回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
安倍・黒田コンビから岸田・植田コンビに変わって2カ月。当初は異次元緩和の検証と見直しが期待されたが、何も変わっていない。しかし、デフレ下の緩和ではなく、今や、どんどん物価が上がり、インフレ下での緩…
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金子勝(第5回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
「プーチン型」国家を目指したアベノミクス。その結果、天下りが復活し、公の私化が進んだ。それはやがて国家の私物化を招き、専制主義へと行き着く。公が破壊されると何が起こるのか。現代のカタストロフの本質…
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金子勝(第4回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
アベノミクスを総括するうえで、大事なのはその経済政策の是非だけでなく、それによって、どんな国家を目指そうとしていたのか、ということだ。金子勝さんは「安倍さんが目指していたのは日本版オルガルヒに支え…
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金子勝(第3回)「歴史的なカタストロフィに備えよ」
アベノミクスの大失政によって、日本が直面しているカタストロフ。それは従来の方程式では解けない不連続の大変化です。それを乗り越えるには従来の発想を捨て去るしかないのに、失敗を認めなければイノベーショ…