秋ドラマの“穴馬”? 熱烈ファンが盛り上がる椎名桔平主演「刑事のまなざし」
低調な秋ドラマの中で「後半から視聴率が伸びてくる可能性がある」と一部でささやかれているのが、TBSの「刑事のまなざし」(月曜夜8時放送)だ。
椎名桔平(49)が演じる夏目信人は、ある事件をきっかけに少年鑑別所の法務技官から警察官に転身する。43歳にして新人刑事という夏目のまなざしが、関係者の心の中に隠された真実を丹念に掘り起こし、事件の真相に迫っていくという1話完結のヒューマンミステリードラマだ。
原作は江戸川乱歩賞受賞作家、薬丸岳氏の同名連作短編小説。
「TBSの月曜夜8時枠は前期の『名もなき毒』や、その前の『確証』にしても、地味ながら大人も楽しめる良質なドラマを放送してきているんです。ただ、時間帯が悪いのか、視聴率が伴わないのがもったいない」(放送作家)
<熱烈ファンがつき始めた>
椎名の14年ぶりの連ドラ主演となる「刑事のまなざし」も、3回目までの平均視聴率は6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低迷している。が、ある在京キー局関係者は「後半から期待できそう」とこう続ける。