旅人・中田英寿 たどり着いた「日本酒ビジネス」のなぜ?

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「日本酒は、ビジネスですよ、ビジネス。現役時代に在籍したペルージャやASローマのグッズ販売権は所属事務所のサニーサイドアップが握り、莫大な収益を上げました。引退後は、今なお東ハトの執行役員を引き受けています。ドイツW杯での日本コカ・コーラとのコラボ企画では、中学生の親善大使を現地に派遣、テレビや雑誌に大々的に取り上げられ、5億円以上の広告効果を生んだ。彼の経営センスは、有力企業も認めているのです」(広告関係者)

 日本酒は、今や世界的な大ブーム。フランスでは、ワイングラスで楽しむ日本酒が流行し、ブラジルでは郷土カクテル・カイピリーニャを日本酒でつくった“酒ピリーニャ”がブレーク。来日した中国人観光客は、日本酒を買い漁っている。

 日本酒はカネのなる木と考えれば、現役時代は「ボーノ」とワインを飲んでいた旅人が、酒蔵巡りにシフトしたのもうなずける。

 ビジネスに抜け目がない男のアプリ開発は、日本酒で世界に打って出るための布石か。

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