インタビューマン山下
著者のコラム一覧
インタビューマン山下ライター

1968年、香川県生まれ。92年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも17年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター。

名司会者 みのもんたとタモリをつなぐ「3つの縁」とは?

公開日: 更新日:

 まず1つ目は誕生日の縁。みのもんたさんとタモリさんは誕生日が同じ8月22日生まれなんです。しかも年齢はみのさんが上ですが1つしか違いません。

 2つ目は番組の縁。みのさんが最初に人気を不動のものにした番組といえば「午後は○○おもいッきりテレビ」(日本テレビ系)。一方タモリさんは「笑っていいとも!」(フジテレビ系)ですよね。

 この2つは同じ時間帯に放送されていた裏番組でした。「おもいッきりテレビ」が始まった当初は視聴率が取れずに「いいとも!」に大差をつけられていたそうです。しかし、しばらくして転機が訪れたとみのさんが話してくれました。

「『おもいッきり生電話』というコーナーが人気になって。視聴者の奥さま方から電話をもらうの。それで『お嬢さん』とか言いながら相談にのるのよ」

 さらに体にいい食品を番組で紹介すると人気に火が付いたそうです。

「それも生電話なの。奥さんから『今日は何を食べたらいいか、みのさんに相談しようと思って』という電話が来て。それで僕が『納豆。納豆が一番』って言ったら世間で納豆が売れたの。そこから奥さま方が毎回僕に夕食を聞いてくるようになって。ジャガイモがいいとかミカンが体にいいとか。お医者さんにも立ち会ってもらって、先生がジャガイモの良さを解説してくれるのよ。そしたらスーパーマーケットが番組を気にし始めて『おもいッきりテレビで紹介された納豆』とか商品に書きだしたの」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?