次期監督候補に古田敦也氏 ソフトBとDeNAで“争奪戦”

公開日: 更新日:

「監督としての現場復帰を熱望していて、水面下で動いているみたい。秋山監督は3年契約の最終年。孫正義オーナーとも時々、会食しているようですからね」

 ソフトバンクのOBがこう言った。元ヤクルト選手兼任監督の古田敦也氏(49)のことだ。

「古田は孫オーナーが04年にホークスを買収し、新規参入した際の選手会長だったことがきっかけで交友が始まった。古田が選手だった05年には、チームの正捕手だった城島健司(引退)のメジャー挑戦に絡んで移籍説が浮上。08年に王監督(現球団会長)が勇退した際にも、次期監督候補として名前が挙がった。ヤクルトの兼任監督としては補強をめぐるフロントとの対立などもあって成功しなかったが、『ID野球の申し子』といわれた野球頭脳に加え、球界再編時は『戦う選手会長』として涙ながらに球団縮小の波に立ち向かって12球団維持を勝ち取り、野球ファンに存在感をアピールした。全国的な知名度を孫オーナーは今も評価しています」

 とはいえ、ソフトバンクは現在、パの首位。2位オリックスと熾烈な優勝争いを演じている。リーグ優勝、日本一となれば、秋山監督の続投はないのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?