“セパ5位対決”で先勝の阪神 楽天に絶対負けられないワケ

公開日: 更新日:

 くしくも5位同士の戦いは、まずは阪神に軍配があがった。

 阪神は初回、福留の適時打で先制すると、五回にゴメスの2ランで加点。打線の中軸が機能すれば、先発岩田も楽天打線を3安打に抑え、4年ぶりの完封勝ちを収めた。

 打者の手元で微妙に変化する球で楽天打線を翻弄した岩田について和田監督は、「今日はテンポが良かった。あんな投手はパ・リーグには少ないと思う。相手が慣れる前に試合が終わったという感じ」と語った。

 この対戦カード、阪神には負けられないワケがある。

 今季の阪神の年俸総額は約33億7300万円。12球団では上から3番目の高給チームだ。一方の楽天は22億4500万円で12球団中11位。阪神より11億円以上も安い。

 一方、この日無得点に終わった楽天打線のクリーンアップの給料を見ると、3番松井稼は1億6000万円、5番枡田は3500万円。4番中川にいたってはたったの630万円。もっと高給取りのサラリーマンだって少なくない。楽天のクリーンアップは3人合わせても2億130万円にしかならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ