東京マラソン男子キプチョゲ圧巻V 世界記録3000万円逃すも“賞金の数倍”の招待料がっぽり

公開日: 更新日:

「会見でストロングなマラソンをすると話したが、2時間2分台で走った。それ(ストロング)がどういうことか分かってもらえたと思う」

 東京マラソンの男子は、東京五輪で連覇したエリウド・キプチョゲ(37・ケニア)が2時間2分40秒の大会新記録で優勝。圧巻の走りに本人も得意満面だった。ちなみに、日本人トップは鈴木健吾(26)の4位。時計は2時間5分28秒だった。

■3000万円は逃したが…

 キプチョゲは今回の優勝で賞金1100万円と大会記録の更新により300万円を手にしたわけだが、2018年ベルリンで自身が記録した世界記録(2時間1分39秒)を上回ることができれば、さらに3000万円もゲットできたのだ。

 しかし、世界最速ランナーの口座に振り込まれる金額は前記の1400万円だけではない。

 大会関係者が言う。

「男子に限れば、今年は外国人8人、国内選手9人の招待選手がエントリーしていた。招待費の予算は2億円。記録も実績も世界トップのキプチョゲには8000万円から1億円のアピアランスマネー(招待料)を払っているはずです。世界記録更新の3000万円は大きなモチベーションになっていただろうし、契約メーカーからも数千万円のボーナスが出たはず。これは大きいですよ」

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