高校野球
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甲子園Vの慶応「エンジョイベースボール」…プロでも指導者が目指すべきところは同じだ
夏の甲子園は、「エンジョイベースボール」を標榜する神奈川・慶応高校の優勝で幕を閉じた。 印象に残ったのは、ピンチでも笑顔を浮かべ、下を向く選手がいなかったこと。大舞台で戦っているプレッシャーなどないかのようだった。これは、慶...
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U18W杯日本代表がメダルに意気込みも…慶応・丸田湊斗は“馬淵管理野球”に耐えられる?
24日、台湾で開催されるU18W杯日本代表の結団式が開かれ、馬淵史郎監督(67)は「日本の高校野球のマナーや野球への取り組み方を世界に発信しながらメダルを目指し、一致団結して頑張っていきたい」と決意表明した。 国内合宿を経て...
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慶応ブランド上等! 全国の野球学校は「高校野球の常識」を覆されて黙っちゃいない
甲子園球場をギッシリ埋めた満員のスタンドは、107年ぶりの歓喜に沸いた。 決勝が23日に行われ、慶応(神奈川)が史上7校目の夏連覇を狙った仙台育英(宮城)を破り、1916年以来となる2度目の優勝を果たした。 【写真】こ...
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今秋ドラフトで“上位”指名の有力視、球団スカウトの評価を上げた「甲子園球児3人」の名前
夏の甲子園は慶応の107年ぶり優勝で幕を閉じたが、ネット裏に選手をチェックするスカウトの姿はほとんどない。すでに評価を終え、それぞれの持ち場へ戻っているからだ。とっくにスカウト会議を終えている球団もある。 【写真】この記事の関...
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107年ぶり甲子園Vの慶応“髪型自由”にヤクルト村上宗隆も…九州学院時代の爆笑エピソード
23日の夏の甲子園決勝は、慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を破り、107年ぶり2度目の夏全国制覇を果たした。 「エンジョイベースボール」をモットーに、髪型は自由、短時間練習で自主練習中心……という、野球学校とは一線を画した慶応...
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慶応優勝で高校野球は変わるのか 甲子園を席巻した快挙の秘密と朝日の狼狽
夏の甲子園が異常な盛り上がりを見せた。主役は107年ぶりに全国優勝を果たした慶応(神奈川)だ。 「テレビのワイドショーでも連日、慶応の快進撃を取り上げているのは、他の野球強豪校とは明らかに一線を画しているからです。前監督時代か...
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U18選外で花巻東・麟太郎の進路問題はこれからが本番…大学かプロか、双方の動向と思惑
甲子園準々決勝で敗れた花巻東の佐々木麟太郎(3年)。22日に発表されたU18日本代表メンバーは選外となり、10月の鹿児島国体に向けて調整を進めることになりそうだ。 注目の進路について麟太郎本人は「岩手に戻ってから決めると思い...
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慶応が107年ぶり全国制覇! 仙台育英から13安打8得点「エンジョイベースボール」で頂点に
慶応(神奈川)が全国3744校(3486チーム)の頂点に立った。 23日の決勝で昨夏の優勝校、仙台育英(宮城)を8-2で撃破。1916年以来、実に107年ぶりの全国制覇を成し遂げた慶応ナインはゲームセットの瞬間、マウンドに集...
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慶応が甲子園107年ぶり優勝も…「いけ好かない」のはナゼ? 早稲田はそうでもないのに
夏の全国高校野球は決勝が23日に行われ、慶応高校(神奈川)が107年ぶりの優勝で幕を閉じた。SNSでは前日から、史上7校目の連覇を目指した仙台育英高校(宮城)とどちらを応援するのか話題になっていたが、圧倒的に多かったのが“慶応ブラン...
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気持ちを切り替えることも必要だが、“ただの負け”で終わらせたら成長はない
専大松戸は16日の土浦日大(茨城)戦に6-10で敗れ、甲子園のベスト8を逃しました。 正直に言うと、悔しい。選手たちも全力で挑みましたが、力が及びませんでした。運やツキに見放された部分もあったと思う。それでも、やはり夏の甲子...
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107年ぶり慶応か夏連覇の仙台育英か 注目の甲子園決勝戦「花形君vsアパッチ野球軍」は言いえて妙
《テレビがはしゃぎすぎ》《かつての早実対駒大苫小牧の決勝戦を思い出す。あの時もメディアはハンカチ王子バンザイ報道ばかりだった》──。 ネット上では早くも“激戦”となっているようだ。23日に行われる「第105回全国高等学校野球選...
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佐々木麟太郎はU18日本代表「辞退」ではなく「落選」…野手三羽ガラス全員が“選外”のウラ側
夏の甲子園大会が始まる前、メディアに「野手の三羽ガラス」と騒がれたのが花巻東(岩手)の佐々木麟太郎(右投げ左打ち)、広陵(広島)の真鍋慧(右左)、九州国際大付(福岡)の佐倉俠史朗(右左)。 【写真】この記事の関連写真を見る(3...
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慶応103年ぶり決勝進出のカラクリ…長髪OK、短時間練習、声出し禁止、厳しい授業、寮なし
慶応(神奈川)が21日の準決勝で土浦日大(茨城)を破り、1920年の第2回大会以来、103年ぶりの甲子園決勝進出を決めた。 107年ぶりの優勝を目指し、23日の決勝で史上7校目の夏連覇を目指す仙台育英(宮城)と戦う。今春セン...
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「高校生を指名するのが怖くなった」…プロ球団ベテランスカウトが漏らす苦悩と本音
プロ野球選手を志す高校球児たちのアピール場となる夏の甲子園がいよいよ大詰めを迎える。 これまではプロのスカウトたちに良いプレーを見せようと懸命になる選手が大勢みられたが、「プロに行けるうちに行っとけ」と考える指導者や選手、...
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「ゴミみたいなコーチが多すぎる」強豪校選手が明かす指導者の実態と向けられる冷たい目
「練習内容? ちょっと聞いてくださいよ」 さる選手は練習の合間に鬱憤がたまっている様子でこう切り出した。 甲子園に出場するような強豪校は監督のほかに複数のコーチはもちろん、ウエートトレーニングに特化した専属トレーナーま...
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波乱連発だった地方大会…ある強豪校の敗因に「監督の不倫発覚」のウワサが
今夏の地方大会は大阪桐蔭を筆頭に「本命」とされていた甲子園常連校が次々と波乱の渦にのみ込まれた。 純粋に力負けしたところもあるが、ある学校に関しては「監督の精神面が影響したのかもしれません」と学校関係者がこう話す。 「...
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慶応が103年ぶり甲子園決勝進出で…SNSに飛び交う《野球部の生徒は本当に頭がいいの?》
第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)で旋風を巻き起こしている神奈川代表の慶応。21日の準決勝で土浦日大(茨城)を破り、1920年(大正9年)以来、103年ぶりの決勝進出を果たすなど注目度...
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夏の甲子園8強に近畿勢ゼロの珍事も…大阪桐蔭と智弁和歌山の「逆襲」はもう始まっている
19日に4強が出そろった甲子園で、珍事が起きている。履正社(大阪)と智弁学園(奈良)が3回戦で敗れたことで、近畿勢6校はベスト8に1校も残れなかったのだ。これは2016年以来7年ぶりのことである。 決勝が和歌山と奈良の「智弁...
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夏の甲子園で注目した12人の球児たち そして終盤戦を乗り切るマル秘マニュアル
今、朝は大谷翔平、夜は阪神戦の中継を見るのが面白い。つまり、夏の甲子園はあまり見ていない。 私が臨時コーチを務める横浜が、慶応と戦った神奈川大会決勝で「誤審問題」に遭遇して敗退。頭にきたから甲子園はニュースでチェックする程...
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浮上する清原和博氏の甲子園解説者デビュー NHKはアマ指導経験者のみ、民放なら可能性あり
清原勝児(2年)がベンチ入りする慶応(神奈川)の試合になると、必ず甲子園に観戦に訪れるのが、西武、巨人、オリックスでプレーした父の和博氏(56)である。 さる放送局関係者がこう言う。 【写真】この記事の関連写真を見る(...
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プロ注目“広陵のボンズ”こと真鍋慧 甲子園初練習後に“取材自粛要請”の波紋
プロ注目の「広陵(広島)のボンズ」こと真鍋慧。広陵の公開練習には連日多くのメディアが詰め掛けた。甲子園に到着して初の練習前には真鍋もメディアの取材を受けた。その後の全体練習では何食わぬ顔で快音を響かせていたが、練習後に同校の部長から...
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花巻東・佐々木麟太郎は甲子園で12打数6安打、打率5割でも「日本代表落選危機」のなぜ?
「侍ジャパンU18の日本代表には選ばれないかもしれません。4月に行われた代表候補強化合宿のメンバー36人にも入っていませんし、今回の甲子園でも選考委員たちの現時点での評価はパッとしないそうですから」 【写真】この記事の関連写真を...
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西武・隅田知一郎が今季7勝目! 波佐見(長崎)の元エースが語っていた「夏の甲子園」
かつて真夏の甲子園を駆け抜けた球児たちは、プロでもあの日と変わらず躍動している。 そのひとり、西武の隅田知一郎(23)は昨17日の楽天戦に先発。初回に2点を先制されたものの、その後はヒットを打たれながらも粘り強く投げ、7回2...
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ただでさえ凶作なのに…甲子園出場の有望球児がことごとく大学進学か就職を選ぶ複雑事情
「今日は誰を見に来たか? いや、ウチのリストに残っている選手はいませんよ。ヒマだったので何となく、です。ウチだけじゃなく、他球団のスカウトもほとんど来てないでしょ?」 【写真】この記事の関連写真を見る(35枚) 開催中の...
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夏連覇かかる仙台育英の須江航監督に聞く 昨年Vでプラスになったこと、マイナスになったこと
17日は昨夏の甲子園で東北に初の優勝旗をもたらした仙台育英(宮城)が登場する。指揮を執る須江航監督(40)に優勝がプラスに作用したこと、逆にマイナスになったことはないか聞いた。 ◇ ◇ ◇ ──昨年の夏の甲子園で...
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灼熱「夏の甲子園」主催の高野連と朝日新聞社を直撃!球児の“命の危険”をどう受け止めている
最高気温37度の酷暑下で行われた去る13日の夏の甲子園。ドラフト1位候補の佐々木麟太郎(3年)が出場した花巻東とクラーク国際との試合では、電光掲示板にデカデカと「119番通報は最寄りの係員に!!」と告知が出た。 炎天下のグラ...
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台風順延でハンデさらに拡大…夏の甲子園「寮ナシ校」は宿舎生活が球児の大きな負担に
夏の甲子園は台風7号の接近による1日の順延を挟み、8強入りをかけた対戦が再開される。 16強入りした各校はすでに10日間以上の集団生活を強いられていることになる。 日刊ゲンダイで「75歳名将の高校野球論 甲子園で勝つ...
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昨春就任した履正社の多田晃監督に聞いた 強豪校を引き継ぎ指揮を執るプレッシャーは?
大阪大会決勝で大阪桐蔭を下し、甲子園に出場した履正社。2019年夏に全国制覇した岡田龍生前監督に代わり、昨春から指揮を執るのがコーチや部長を務めていた多田晃監督(45)だ。チームを初めて率いた今春のセンバツは高知に初戦敗退。野球強豪...
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甲子園は“非日常” 最後の追い込みはしないし対戦相手の分析もあまりしない
開催中の夏の甲子園で、東海大甲府との初戦を7-5で突破することができました。 日頃からお世話になっている方々や保護者の皆さま、スタンドで応援してくれた方々、補欠のメンバーにも、この場を借りて心よりお礼申し上げます。誠にありが...
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夏の甲子園は全席指定なのに「再入場不可」で“死に席”も放置…高校野球ファンが激オコ!
連日行われている夏の甲子園は、当日チケットが売り切れるほど大盛況だが、その運営体制が高校野球ファンの間で物議を醸している。 21年夏大会からチケット料金が大幅に改定されたのは記憶に新しい。中央特別指定席は2000円から420...