ゴルフ
-
ヒッコリー選手権に出て「飛ばないボール問題」を考えた 新たなゴルフの幕開けかも
12月8日から2日間、「PGAヒッコリーゴルフトーナメント」(千葉・太平洋C八千代C=5896ヤード・パー72)に参加しました。 出場条件はヒッコリー(クルミ科)の木でつくられたシャフトのクラブ使用とニッカーボッカーズの着用...
-
グリップは「親指と人さし指」で握る “3本指”だと力が入れられない
今回からはグリップがテーマです。多くの人が勘違いしていることに「クラブは中指、薬指と小指の3本で持って、親指と人さし指は“フリー”の状態にする」というものがあります。右手にいたっては、3本の指以外は軽く添えるだけで、親指はクラブから...
-
江口ともみさん(1)初ラウンドでハーフ54、飲み会で着ていたトレーナーが落書きだらけに
父がゴルフをやっていたので、学生時代からクラブは持っていて、練習場には何度か行っていました。短大(東洋英和)の同級生にゴルフ部の子が多かったので「やりたいな」という気持ちは、ずっとあったんです。 でもその当時、ゴルフのプレー...
-
安田祐香は試練を経てプロ4年目に初シード獲得、宮里藍とよく似ている
女子ツアーは若手の活躍が目覚ましく、今年は12選手が初シードを獲得しました。 その中にプロ4年目の安田祐香がいます。 アマ時代は16歳で2017年日本女子アマを制し、ツアーでも優勝争いに絡んでいます。19年は第1回オ...
-
来季米ツアー参戦の西郷真央の懸念材料…笹生優花も悩んだ「ジャンボ道場」に通えない!
問題は調子が落ちたときだ。 来季の出場権を争う米女子ツアー最終予選会で西郷真央(22)が通算26アンダーで2位通過。同19アンダー7位の吉田優利(23)とともに米ツアーメンバー資格を手にした。帰国して師匠のジャンボ尾崎に「合...
-
リンクスは自然が相手 8番グリーン「郵便切手」はとてつもなく小さい
大きくうねるフェアウエー、脱出困難なポットバンカー、ボールがすっぽりと埋まる深いラフ。そのうえ時折、強い風と雨に見舞われる……。 リンクスでプレーすると、いや応なしに自然が相手だと思い知らされる。手入れが行き届いた日本のゴル...
-
人気絶頂の国内女子プロゴルフ、凋落の始まり? 21年GMOに続き楽天・三木谷社長も撤退の不穏
日刊ゲンダイは8月8日付の紙面で、女子プロトーナメントから楽天が撤退する可能性について報じたが、6日「スポニチアネックス」が関係者の話として「7月末に開催されていた国内女子ゴルフの楽天スーパー・レディースが来季は開催されない方針であ...
-
西郷真央と吉田優利が出場権獲得! 米女子ゴルフツアー最終予選会 馬場咲希は逃す
来季の米国女子ツアー出場権をかけた最終予選会(米アラバマ州・クロッシングC=6664ヤード、パー72)は6日(日本時間7日)、6日間の全競技が終了。日本から出場した西郷真央(22)、吉田優利(23)はそれぞれ2位タイ、7位タイで来季...
-
「ボールは左かかとの前」は絶対ではない ドライバーヘッドひとつ分ぐらい右
アマチュアに多いアドレスでの問題点の最後は「ボールは左かかとの前」です。 ドライバーでは最下点を過ぎたところでインパクトする「アッパーブロー」でのスイングのために、「ボールは左足かかとの前ぐらいに置いて構える」、と思っていな...
-
星野陸也は早くも来年の全英切符ゲット 海外試合の経験値はメジャーでの成績に直結する
蝉川泰果(22)が日本シリーズで優勝。22歳326日での大会制覇は1981年の私(23歳363日)を抜き、史上最年少記録を更新しました。40年以上もかかったのが不思議ですが、蝉川や1打差の2位に終わった賞金王の中島啓太(23)に象徴...
-
「右足体重」は自然に「なる」もので、「する」ものではない
アマチュアに多いアドレスの問題点として、これまでに「ボールに近いことによるかかと体重」と「上半身を前傾させようとして猫背になってしまう」ことを取り上げました。 今回は、これもアマチュアに多い問題点「過剰な右足体重」がテーマで...
-
蟬川泰果プロアマで公式戦2冠、欧州ツアー切符も…低迷男子の“盛り上げ役”として不足なもの
【ゴルフ日本シリーズJTカップ】最終日 おそらく本人はそんな選手になりたいはずだ。 首位発進の蟬川泰果(22)が通算15アンダーで優勝。4月の関西オープン以来となる今季2勝目。獲得賞金は1億6581万9749円の2位と...
-
松木安太郎さん(4)サッカーの仕事で訪れる海外でのプレーも楽しんでいます。
サッカー界はゴルフをする選手が多いですよ。いいリフレッシュになりますからね。今のJリーグは日程がちゃんと決まっていて、一気に休める時がありますし。だからうまい選手もたくさんいます。 サッカー選手がゴルフやってていい点は、やっ...
-
日本シリーズ名物「難関18番」に賞金王も苦戦するワケ…2日目までバーディーわずか1人
【ゴルフ日本シリーズJTカップ】第2日 前週に国内男子ゴルフの賞金王に決まった中島啓太(23)が、日本シリーズ2日目も通算11アンダーで首位を守ったが、今年も今大会は最終日に18番でドラマが生まれるかもしれない。 会場...
-
練習グリーンは本番を見据えたパットが大事…カップに入る、入らないだけではない
ラウンド当日はスタート前練習がスコアを大きく左右します。ただ、中途半端な練習はかえってプレーリズムを崩す危険があり注意が必要です。 パター練習ではカップに「入る」「入らない」で済ましてはいけません。 練習グリーンでア...
-
2021年からルール制定 プロの距離計測器使用はゴルフの本質を否定するか
「これじゃあ、おれたちと変わらないじゃないか」 国内ツアーを観戦しているギャラリーや視聴者からこんな声をよく聞く。男女プロが「距離計測器」を使ってプレーする姿を見てのものだ。 これは世界的な潮流で、全英、全米ゴルフ協会...
-
男子賞金上位3人への欧州ツアー出場権“特典”いつまで?過去の成績はボロボロ全く通用せず
【ゴルフ日本シリーズJTカップ】第1日 今季の国内男子ツアーは今週の日本シリーズ(東京よみうりCC=7023ヤード・パー70)で幕を閉じる。 賞金王は前週の大会で中島啓太(23)に決まったが、今大会の優勝賞金は4000...
-
日本ではQTファイナル、米国では最終予選会…女子プロの“未来”を決める試合の見どころ
今季の女子プロトーナメントは、山下美夢有(22)が2年連続の年間女王を決めて幕を閉じた。 「今シーズンも終わりかよ…」と、気が抜けたファンも多いだろうが、今週は女子プロの“未来”を決める大事な試合が日米で開催される。 ...
-
2年連続女王・山下美夢有の強みとは? ティーショットの確実性、改めて示したゴルフの神髄
今季最終戦で2年連続の年間女王を決めた山下美夢有(22)の強みは曲げないことだ。150センチの身長は女子プロの中でも小柄。平均飛距離(238.26ヤード)のランクは53位でも、フェアウエー(FW)キープ率(79.0841)はトップ。...
-
正しい前傾姿勢は骨盤を前に傾け、背骨を丸めず、上半身も前方に傾ける状態
引き続きアドレスで大事なことをお話しします。 今回のテーマは「前傾」です。こう言われて「体を前に傾ける」ことを意識すると、ほとんどの人は上半身全体ではなく頭を垂れるように前方に下げて、猫背になってしまいます。この時、腰(骨盤...
-
山下美夢有 史上最年少で2年連続女王の快挙に白い目…ゴルフ関係者も呆れる“マーク問題”
【JLPAツアー選手権リコーカップ】最終日 「あの子はもういい!」 あるベテランプロがこう吐き捨てた相手が、26日に「ツアー選手権」を連覇し、史上最年少で2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22)だ。 【写真】この...
-
西郷真央は忍耐強く「ゴルフ脳が高い」 自信を取り戻しインパクトにパワー集約
西郷真央が「伊藤園レディス」で1年6カ月ぶりの復活優勝を遂げました。直前の「TOTOジャパンC」では稲見萌寧が1年3カ月ぶりに勝っており、強い2人に輝きが戻ってきました。 西郷は昨季開幕戦で初優勝し、シーズンが始まってから1...
-
山下美夢有が狙う2年連続「年間女王」&「60台」は芝芽が強い高麗グリーンの攻略次第
【JLPGAツアー選手権リコーカップ】第1日 すべてはパット次第か。 23日に開幕した今季最終戦のツアーチャンピオンシップ・リコーカップ(宮崎・宮崎CC)は、山下美夢有、申ジエ、岩井明愛の3人に絞られた「年間女王」争い...
-
ボールとの適性距離を見つけてナイスショットの確率を上げる
前回、アマチュアはアドレスでボールに近すぎるとお話ししました。 その弊害が、もうひとつ。「かかと体重」になってしまうことです。 クラブを持っても持たなくても結構ですので、アドレスの姿勢をしてみてください。その状態より...
-
杉浦悠太が史上7人目のアマ優勝 後に続くものは続々と出てくるはずだ
杉浦悠太(22=日大)がダンロップフェニックスで、アマチュアとして史上7人目のツアー優勝を成し遂げた。 毎年、海外の強豪選手が出場する大会で、90年代までは日本選手で勝ったのは中嶋常幸さんとジャンボ(尾崎)だけ。当時を知って...
-
初心者がボール近くに立つ理由 近くに立つとスライスが出やすいのはなぜか
これまでは多くのアマチュアがアドレスで右を向いてしまう原因や、そのために起きる問題点を取り上げてきました。今回からは、さらにアマチュアに多いアドレスでの問題点を取り上げていきます。 何といっても多いのが、ボールに近すぎること...
-
22歳アマチュア杉浦悠太が史上7人目のツアー優勝 勝因は“パワハラプロ”の絶滅にあり
【ダンロップフェニックストーナメント】最終日 50回の記念大会を制したのは大学生アマだった。 通算12アンダーの首位からスタートした杉浦悠太(22・日大)がイーブンパーで回り、史上7人目のツアー優勝を成し遂げた。 ...
-
松木安太郎さん(2)練習は嘘をつかない 1日500発でベストスコア77をマーク
30年前にゴルフを始めてからしばらくは、何度ゴルフをやめようと思ったか(笑)。「もうこんなにうまくいかない競技だったら、やってもしょうがないだろう。俺はずっと続けていきたいけど、これはもうどうにもならないな。俺は全く向いてないんだな...
-
松山英樹が格の違い見せつけるか、引き立て役で終わるのか…単独首位22歳アマが“ラブコール”
【ダンロップ・フェニックス】第2日 夢の対決は実現するか――。大会第2日、大会前から松山英樹(31)と回りたいと言っていたアマの杉浦悠太(22・日大4年)。初日8アンダーで首位の松山に1打差の2位につけ、この日も68で回り、通...
-
背中痛、体調不良…危うい「松山英樹劇場」 大会自己ベストで単独首位発進も実は満身創痍
【ダンロップフェニックス】第1日 4年ぶりの国内ツアー参戦となった松山英樹(31)は、今年の全米プロを制し、メジャー5勝のB・ケプカ(33)と同年全米オープン覇者のW・クラーク(29)とのペアリング。最も多くのギャラリーを引き...