極旨ランチ探検隊
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【神楽坂 あい源】独自の白だしを追求した、一歩先行く立ち食いそば
立ち食いそばも進化している。神楽坂は東京メトロ駅の矢来口を出て、真正面にある「あい源」は、独自ブレンドの関西風白だしを追求している。たとえば定番の「かき揚げ」550円を食券機で探すと、そば、うどんの…
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【スパゲティ ボーノ ボーノ】大盛り550グラムの極太麺で腹いっぱいに
再開発の工事がそこここである大手町で、サラリーマンや作業服の男たちが次々と吸い込まれていく。JRの高架下で、昨年12月にオープンしたスパゲティ屋。パスタ、ではなく、スパゲティというところに、この店の…
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【海鮮どんぶり 銀八丼】働く女たちのハートをくぎ付け
一般的なランチタイムが過ぎても、客足が途切れることがない。その約半数が女のひとり客で、カウンターに座っては、「ねぎとろ丼、トッピングにアボカドで」などと、よく知った顔で注文している。 一方で…
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【がんぎ新川一丁目店】本場へぎ蕎麦&揚げたてかき揚げに大満足
券売機で「かき揚げそば」470円をポチッと押して、厨房に食券を差し出すと、「あったかいのですか、冷たいのですか?」と若い男性店員の明るい声が飛んできた。 「冷たいので」と言うと、「はいよ」と威…
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【八丁堀食堂】ご飯大盛り600グラムでオール800円!
「ご飯はどうします?」 メニューを告げると、うなずいた長女がそう聞いてきて、「少なめで」と答えると、もっと食べなさいよ!とばかりにほほ笑んだ。ご飯普通盛りで300グラム。少なめでも250グラム…
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【築地 さらしなの里】創業100年余!感動の鴨南そば
明治32年の創業から117年! 築地を代表する手打ちそばの名店である。 純国産そば粉にこだわり、石臼で自家製粉し、真っ白い更科そば、手打ちの二八そば、そば粉100%を粗びき、細打ちした生粉打…
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【キッチン たか】フライパンが踊る、出来たて洋食
迷路のように入り組んだ路地に、小粋な店がひしめく四谷三丁目は荒木町界隈で、行列の洋食店である。わずか6席のカウンター席には、入れ代わり立ち代わりに客がやって来る。そのお目当ては肉汁ジュージューのハン…
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【イタリアン オヨ】 ワタリガニ&手打ちパスタの“極上協奏曲”
「待ってました」「これで夜のご飯に困らなくなった」との声が相次いでいる。 歌舞伎座の裏手で、多くの常連に愛されながら、ことし3月に閉店したイタリアン「オステリア オロ」。そこで7年間にわたって…
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【鮨処 如月】旬で新鮮なネタがてんこ盛り!
もんじゃの街で知られる月島は、度重なるオフィス移転と新築マンションのラッシュで大きく様変わりしている。サラリーマンで賑わった飲食街も、閑古鳥が鳴いたり、後継者がなかったりして、暖簾をしまう店が相次い…
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【インドカレー フジヤ】おしどり夫婦の「日式」オリジナル!
日銀や三越が威厳あるたたずまいを見せる一方、COREDO室町など新しい名所も多い日本橋宝町界隈で、創業20年のインドカレー店。ランチはチキン、ビーフ、豆、ヤサイ、キーマの5種類からなり、ライスとサラ…
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【梵(BON)】肉の花咲くぜいたく丼!
地下1階へと続く階段を下り、マイルス・デイビスの響く店に入ると、オーナーシェフの古河建英さんが牛肉を包丁で切り分けていた。石壁に石畳の鉄板焼きダイニング。その看板ランチ「ぜいたく牛肉丼(ステーキ丼)…
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【銀座 梵天】男たちを寡黙にする「金剛麺」の威力
きっちりと茹で時間を計り、冷水でしめた極太の金剛麺が艶やかで、光っていた。東京メトロ銀座一丁目駅10番出口からすぐの「梵天」。西新宿にある人気の「つけそば 黒門」の系列店だ。 注文した「梵天…
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【CHACOあめみや】レアでも食べられる炭焼きハンバーグ
千駄ケ谷は東京体育館や将棋会館に程近い通りで、1979(昭和54)年創業の老舗ステーキ店。肉を注文すると、入り口前のかまどで炭焼きしてくれる。「あめみや」とは雨宮一家による家族経営という意味だ。 …
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【黒船屋 ひこの】大正ロマンあふれる大人の「隠れ家」
重厚な扉の向こうに、大正ロマンの花が咲いている。神楽坂は毘沙門天の真裏の小道の奥、6月にオープンしたばかりの洋食店である。古民家を全面改装した店内は、骨董品の家具にステンドグラス、壁に竹久夢二の絵画…
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【むら山】隠れた東京名物「ホワイトカレー」物語
東京には、隠れた名物がまだまだある。 隅田川にかかる佃大橋のたもとで、1952(昭和27)年創業の老舗そば「むら山」のカレー。壁のメニューには「昔ながらのそば屋の黄色いカレー」とあるが、白っ…
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【ヤンヤン】常連客が列をなす手打ちラーメン
銀座は三原橋の交差点から一本入ると、店頭で中国古来の「手延べ麺」を打つ職人がガラス越しに見えてくる。昼はモチモチの手打ち麺を求める常連客が列をなし、夕暮れからは、ちょいと一杯を楽しむサラリーマンらが…
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【牛めし なんどき屋】ネオン街の片隅で愛されて50年!
新橋駅から銀座へと向かう、外堀通りの高速高架下で暖簾を下げて約50年の老舗。開け放たれた引き戸の向こうでは、昼下がりの陽光を背に一杯ひっかけている常連さんがいる。 大正2年生まれの創業者は、…
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【一枠】国産牛もつをじっくり煮込んだパワー丼
築地や銀座界隈の、知る人ぞ知るもつ煮込みの人気店。ランチは「牛もつ丼セット」700円を求めて腹ぺこサラリーマンが並び、午後2時のランチ営業が終わる前にご飯がなくなり、「きょうは終了しました」と笑顔の…