スイング理論ウソホント
-
ストロンググリップで距離の出るフェードを打つ
フェードボール えっ!?フックグリップの方が打ちやすい。 左手をかぶせて握るグリップを日本では昔からフックグリップといっているけれど、アメリカでは、左手を強く使えるということから「ストロンググ…
-
ダウンスイングではシャフトを立てる
「ダウンスイングでクラブを寝かせてはダメ。シャフトを立てて下ろしてこなければならない」とゴルフ雑誌などによく書いてある。 ゴルフは下にあるボールを打つのだから、グリップエンドを地面に向けて、…
-
ボールから目を離して打ってもいい
ミスショットすると、「ボールから目を離すな」とか、「ボールをよく見て」と言われることがあると思う。 しかし、凄いスピードで飛んでくる野球やテニスならともかく、止まっているボールから目を離してはい…
-
手首を使ってオーバースイングを防ぐ
「オーバースイングは百害あって一利なし」とは昔からいわれている。 トップスイングでヘッドが垂れ下がっているのが視界に入るほどのオーバースイングに悩んでいる人がいる。あるいは自分ではそんなに大…
-
バックスイングを大きく取り過ぎると振りきれない
「トップとフィニッシュは左右対称」がスイングの基本とされている。 アプローチをするときは距離によってスイングの大きさはもちろん違ってくる。それでも時計の針をイメージしてクオータースイングは8…
-
トップからの切り返しは左足から始動する
「トップで一休止(ワンポーズ)」という言葉がある。トップスイングで一瞬止まって見えるようにゆっくり切り返してくることが大事だという意味だが、本当にトップでスイングを止めるわけではない。 バッ…
-
プロはアドレスで小刻みに体を動かしている
ミスショットをすると「スイングが早い、もっとゆっくり」とよく言われる。「コースに出ると、どうしてもスイングが早くなる。アドレスして静止した状態からスムーズにスイングを始めるのは難しい」という人が多…
-
「インパクトで頭はボールの後ろ」は誤解しやすい
「インパクトで頭はボールの後ろ」(ヘッド・ビハインド・ザ・ボール)と、うるさくいわれている。 それにはまず、アドレスしたときのボールと頭の位置関係を知る必要がある。ドライバーのボール位置は左…
-
「左サイドの壁」は左足の親指がポイント
「左サイドのカベ(壁)」という言葉がよく出てくる。そもそも「左サイドのカベ」とは何か。どうしたら左サイドにカベができるのか。 アドレスしたとき、右足は目標線とほぼ直角、左足はフォロースルーで…
-
ドライバーを短く持ってスライス矯正の感覚をつかむ
スライスの直し方について、「真っすぐ打とうとしないで、インサイドアウトに振って左に曲げる練習から始めたほうがよい」と言うプロがよくいる。 「アウトサイドインに振ると、カットしてボールは左から…
-
ダウンスイングで大事なのはクラブの方向性
「体の大きな筋肉を使って飛ばす」とか「体幹を使ってスイングする」といったことがよくいわれる。大きな筋肉とは背中とか脚の筋肉のことだと思う。近頃よく出てくる「体幹」という言葉は医学的には腹腔部分のことで…
-
フォローで左腕を伸ばしてもヘッドスピードは出ない
スイングアークを大きくしてヘッドスピードを加速させるには、「フォロースルーでもできるだけ左腕を伸ばしておいたほうがよい」とゴルフ雑誌にはよく書いてある。 松山英樹の連続写真を見て、「フォロー…
-
アマのスライスはクラブをインサイドに引きすぎるからだ
スライスの原因としてよくいわれるのが「アウトサイドインのカット打ち」。クラブが外から下りてきて目標線と交差し、カットするためにボールは右に曲がるのだといわれている。 ではどうしてクラブが外…
-
アドレスした手を離し、クラブがどこに落ちるか見る
身長155センチから160センチ足らずの小さい体でも、女子プロが250ヤードも飛ばすのはスイングアークが大きいからだとよくいわれる。ヘッドスピードがあまり出なくてもスイングアークが大きければ飛距離…
-
右手を生かすも殺すも左手次第だ
「左手はハンドル、右手はアクセル」とよくいわれる。 スイングするときの両手の役割を簡単にいえば「左手はガイド役、クラブヘッドの軌道をリードし、クラブを振り切ってヘッドスピードを出すのは右手の仕…
-
下半身を止めて腕を振りアドレス再現の練習する
「インパクトはアドレスの再現」とよくいわれる。しかし、プロのアドレスとインパクトの写真を比べてみると明らかに違う。 アドレスでは体は正面を向いて、肩も腰もひざも目標線と平行に構えている。それが…
-
アッパーブローはクラブヘッドをボールから離して構える
「ドライバーで飛ばすにはアッパーブロー」とよくいわれる。アッパーブローとはスイングアーク(円弧)の最下点を過ぎて、ヘッドが上昇し始めたところでボールをヒットするという意味。そのため下から上にヘッドが…
-
体重移動は足の裏で円を描くように
ボールを遠くへ飛ばすには、体重の移動が欠かせないと頭ではわかっていても、バックスイングで左、フォロースルーでは右と逆の動きをしている人が多いのはどうしてだろう。 身長157センチの小さな体…
-
山本善隆プロに教わったトップの取り方
バックスイングで手首を親指側に曲げることを「コック(cock)」と言っているけれど、手元の英和辞典を引いてみると「(犬が尾を)ぴんと立てる」とか「銃の打ち金を立てる」というように「立てる」という意…
-
ダウンスイングで下半身の動きは構えたところまで
「スライド&ターン」という言葉がある。 「スイングは回転運動」といってもダウンスイングでいきなり腰を回すのではなく、下半身を横に動かしてから回転するので、「スライド&ターン」でないといけない…