天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」
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出血繰り返す合併症があると手術は難しい
Q 心臓弁膜症で手術を勧められましたが、糖尿病網膜症による眼底出血を合併しているため、まだ手術はできないと言われています。網膜症の状態と血糖値のコントロールを優先させなければならないのでしょうか。…
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脳に障害与えるリスク負ってまで手術する必要はない
Q 大動脈弁閉鎖不全症で手術が必要だと診断されています。ただ、手術前の検査で慢性硬膜下血腫が発覚し、心臓の前に脳外科による手術を受けましたが、再び血液がたまり始めました。循環器内科の先生からは「い…
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性生活は相手と場所に注意
Q 3年前に狭心症の発作を起こし、冠動脈バイパス手術を受けました。現在は体調に問題はなく、投薬治療もしていません。ただ、発作が怖くて妻との性生活は控えています。心配しなくてもいいものでしょうか。(…
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先天性心疾患の手術痕が不整脈の原因
Q 5歳の頃に心室中隔欠損症の手術を受け、完治してからはずっと問題ありませんでした。しかし、40歳を越えてから、息切れや動悸などの症状が出始めています。しっかり治療したほうがいいでしょうか。(41…
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自覚症状がなければすぐに手術しなくてもいい
Q 先天性の心房中隔欠損症で、医師から手術を勧められています。現在、目立った自覚症状もなく、日常生活にも支障を来しておりません。正直、手術に対する不安があります。それでも、手術を受けるべきでしょう…
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いきなりペースメーカーを勧める病院は疑わしい
Q 心房細動と診断され、ペースメーカーの埋め込み手術を勧められています。他の治療法はないのでしょうか?(70歳・男性) A 不整脈の中でも多くみられる心房細動は、心臓が細かく不規則に収縮…
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段階を踏んだ治療で見落としをなくす
Q 2年前から心房細動の治療を受けています。これまで、カテーテルアブレーションによる治療と、カウンターショックを2度行い、現在は投薬治療を続けています。このまま同じ治療を継続するだけでいいのでしょ…
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不整脈の治療は「生活の質」が落ちたと感じてから
Q 健康診断で、不整脈を指摘されました。まだ自覚症状はありませんが、すぐに治療を受けたほうがいいのでしょうか。(60歳・男性) A 心臓は心筋に電気が流れることによって興奮し、リズミカル…
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具体的なリスクのデータをしっかり確認
Q 狭心症で冠動脈バイパス手術を勧められていますが、正直、不安です。手術を受ける前に医師や病院側にはどんなことを聞いておくべきでしょうか?(66歳・男性) A 心臓手術の多くは、事前にし…
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高齢の認知症患者も手術できる
Q 初期の認知症を患っている83歳の老親が大動脈弁狭窄症と診断されました。少し動くと動悸や息切れがしてつらいようです。ただ、高齢なこともあり、手術をしたほうがいいのか迷っています……。(53歳・男…
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「心臓リハビリ」が再発を防ぐ
Q 半年前に心筋梗塞の手術を受けました。医師からは治ったと言われていますが、再発が怖くて何もする気になりません。体は動かしたほうがいいのでしょうか?(65歳・男性) A 心臓手術を受けた…
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治療実績を公表しているかチェック
Q かかりつけのクリニックで大学病院を紹介され、受診を勧められました。信頼できる施設なのかどうかを見分ける方法はありますか?(69歳・男性) A 病状が悪化するなどした場合、かかりつけ医…
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最初から高度な検査、治療は必要ない
今回から、読者や患者さんから寄せられた質問に回答していきたいと思います。心臓病や治療について悩んでいる方は、参考にしてみてください。では、さっそく始めましょう。 Q 70歳を越えてから、時…
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禁酒と腸内環境の改善で手術が楽に
今年に入ってからずっと禁酒を続けています。それまでは、週に2度くらい、好きなワインをグラスに2~3杯、たしなむ程度には飲んでいました。最近はお酒の席に呼ばれる機会も減り、禁酒する下地が整っていたとこ…
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日本は入院日数を短縮すべき
日本の病院はベッド数が多すぎる。今年2月にインドの病院を視察した際、改めてそう思わされました。2013年のOECDヘルスデータによれば、日本の人口1000人当たりの病床数は「13.4床」で世界主要4…
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日本の手術はムダが非常に多い
今年の2月にインドのバンガロールを訪れ、病院を視察してきたお話の続きです。人口爆発国であるインドの医療や心臓外科のレベルがどの程度のものなのか、実際に自分の目で確かめるために出かけました。 …
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インドではエコノミークラス症候群の手術が普及
今年の2月、3泊5日の行程でインドにある病院の視察に行ってきました。日本の企業も含め、世界のIT企業が多く進出しているバンガロールを訪れ、低所得者向けの病院と富裕層向けの病院の両方を見てきました。 …
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「スーチャーレス弁」で安全な手術ができる
心臓にある大動脈弁が開きにくくなって血液の流れが悪くなる大動脈弁狭窄症は、突然死の可能性がある深刻な疾患です。 悪くなった弁を完全に治すには大動脈弁を人工弁に取り換える弁置換が必要で、外科手…
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目の衰えをカバーしてくれた“秘密兵器”
目の衰えが引き金になり、手術から引退する外科医は少なくありません。私の恩師のひとりも、乱視の進行で心臓手術の第一線を退いています。 私も42歳を越えたあたりから調節力の低下を自覚し、48歳か…
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リハビリ期間中の自転車は厳禁
心臓手術を受けた後、日常生活に戻るまでには「リハビリ」が重要だということは先週もお話ししました。 ただし、リハビリに取り組む際に気をつけなくてはならないポイントもあります。まず、自己判断で無…