なりやすい病気は血液型でわかる
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ピロリ菌の影響か O型が「消化器潰瘍」になりやすい理由
非O型は、O型と比べて膵臓がんや胃がんのリスクが高いのですが、逆にO型は消化器潰瘍(胃潰瘍と十二指腸潰瘍)にかかりやすいことが知られています。 数年前、スウェーデンとデンマークの研究者たちが…
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膵臓、胃以外の「がん発症」と「血液型」との関係性
ABO血液型との関係が指摘されているがんは、これまで取り上げた膵臓がんと胃がん以外にもあります。ただし、いずれも研究対象となった人数が少ないため、必ずしも信頼性が高いとはいえません。その点をお断りし…
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血液型の違いでリスクに差 A型は「胃がん」になりやすい
血液型と病気の研究で、最初に関連が指摘されたのは胃がんです。1950年代から本格的に研究が始まり、以来多数の研究論文が発表されてきました。 ただその多くは、胃がん患者の血液を数百人から千人分…
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10万人の追跡調査で判明 O型は膵臓がんにかかりにくい
血液型と病気の関係が研究されはじめたのは1920年代。最初に関係が見つかったのは、意外にも胃がんでした。イギリスの医師が行った研究で、「AB型が胃がんに罹りやすい」と報告されたのです。ただし、わずか…
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「ノロウイルス」や「ピロリ菌」が好む血液型は何型?
ABO血液型を決めているのは、赤血球の表面に結合している「糖鎖」という物質です。ところが血液型糖鎖は赤血球だけでなく、口腔、食道、胃腸、気管、皮膚などなど、人体のさまざまな細胞表面にも存在しています…
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蚊の種類によって“好みの血液型”があるってホント?
蚊に刺されやすい人と、ほとんど刺されない人がいます。蚊は人間が出す二酸化炭素に引き寄せられます。汗の臭いに反応するという研究結果もあります。しかしそれだけでなく、ABO血液型の好みがあるらしいのです…
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インド、東南アジアで最多数 コレラに強い血液型は何型?
ABO血液型の比率は、国や民族によって大きく異なります。日本人はA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割です。ヨーロッパではA型とO型が各4割以上を占めており、B型やAB型の比率はかなり低くなってい…
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何万年もの“闘い”の結果 中南米のほぼ100%がО型の理由
ABO血液型と感染症の関係も、次々に明らかになっています。とりわけ有名なのがマラリアです。 マラリアに強い血液型はO型です。血液型とマラリアの研究は1980年代から世界中で行われており、ほぼ…
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研究論文が語る「血液型と長生き」の深い関係
ABO血液型で、死亡率や寿命に違いが出るかを調べる研究が行われています。「エコノミークラス症候群」や「心筋梗塞」といった、死に直結する病気が血液型と関係しています。また、何種類かのがんと血液型が関係…
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「非O型の方が心筋梗塞になりやすい」ってホント?
非O型(A・B・AB型)はO型と比べて静脈血栓ができやすく、エコノミークラス症候群になりやすいことが世界中で確認されています。また非O型では、血液凝固因子のうち「vWF因子」と「第Ⅷ因子」と呼ばれる…
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「非O型」と「O型」で血液凝固因子の濃度が違う
非O型(A型・B型・AB型の総称)が、O型よりも深部静脈血栓症やエコノミークラス症候群になりやすいことが、世界中で続々と報告されています。リスク差は「1.5倍から3倍」とされています。非O型は、O型…
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エコノミークラス症候群になりやすい血液型は何型?
ABO血液型といえば、性格診断、あるいは医学的には輸血と臓器移植くらいしか使い道がないといわれています。しかし、それは日本だけの話。世界では血液型と病気の関係が盛んに研究されています。しかも、すでに…