心と行動を変える健康革命
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人生100年時代 自分を変えられない頑固者は元気で死ねない
半世紀前、日本人の100歳人口はわずか153人(1963年)に過ぎず、所在する市長から祝いの長寿賞が贈られた。 それはもう昔話。2016年には100歳人口が6万5000人を数え、2050年に…
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血圧で大切なのは安静時血圧より環境や活動した時の変化
冬は夏に比べて心臓病の患者が増える。なぜか? 多くの人は「冬は体温を保持するために血管が収縮して血圧が上がるから」と考えるに違いない。しかし、「必ずしもそうではない」と言うのが東京慈恵会医科大学病院…
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同じ考え方が大切 健康の「イチロー」や「本田圭佑」になる
なぜ私たちは、「イチロー」(プロ野球選手)や「本田圭佑」(プロサッカー選手)になれないのか? 子どもたちに、将来の夢をテーマに作文を書かせるわけではない。中高年に向けた医学話だ。 「受け身の外…
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医師よりデータ ウエアラブル端末が患者を積極的に変える
生活習慣病の克服に消極的な患者を“その気”にさせるにはどうしたらいいのか? 東京慈恵会医科大学教授として本院で「行動変容外来」を主導しつつ、「慈恵医大晴海トリトンクリニック」の所長も務める横山啓太郎…
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「改善策を話す」は限界 患者には“実験”に参加してもらう
高血圧や肥満といった「生活習慣病」の根本治療の第一は食生活の改善にある。しかし、いまの食事はなぜいけないのか、どう変えればいいのか。多くの患者は医師がいくら説明しても、長い間かけてつくられた食生活を…
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ピンピンコロリを望むならそれに至る生き方を学び努力する
医師は多忙だ。毎日、多くの患者を診察し、各種の検査を指示する。そのデータを基に病名を診断し、患者に病気のリスクを伝える。 その後、治療に適した医薬品や手術療法などを選択して、完治までのスケジ…
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全科目満点は目指すな モチベーションはビリギャルに学ぶ
4月から「ライフデザインドック」を本格スタートした「慈恵医大晴海トリトンクリニック」。その所長である横山啓太郎同大教授が始めたのは、患者の「マインド」(考え方、姿勢)や「やり方」(取り組み)を診療の…
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新型人間ドック「ライフデザインドック」従来型との違いは
「医師は患者さんの伴走者でありたい」――。 医学研修生時代からこうした信念を堅持してきた東京慈恵会医科大学の横山啓太郎教授(腎臓・高血圧内科)はこの4月、傘下の「慈恵医大晴海トリトンクリニック…