「不登校」「ひきこもり」を考える
-
優等生が一転、20年超のひきこもりに…「医師」の視点
私は、もし今つまづいておられるお子さんが未成年、特に児童・思春期であれば、親御さんには丁寧かつ真摯にお子さんの「感情不全」の問題に向き合っていただきたいと切に願います。 しかし、成人まで育て…
-
優等生が一転、20年超のひきこもりに…「親」の視点
みなさんは前回のケースを見てどのように感じられるでしょうか? たしかに、親御さんにはもちろん、担当の医師にも「もう少し違った対応をしてもらえたら、もっと違った結果につなげられたのではないか」とも思わ…
-
優等生が一転、20年超のひきこもりに…「子ども」の視点
前回、不登校やひきこもり、ひいては精神疾患の原因には「感情不全」が潜在し、それが生じる背景には親子間のボタンの掛け違いの影響が極めて大きいというお話をさせていただきました。 ここで具体例をひ…
-
克服には親の「傾聴」「共感」こそが特効薬になる
思春期や青年期は、子ども特有の「なんでもできる」といった万能感が壁にぶつかり、理想と現実のギャップに健全な葛藤や挫折を生じる時期でもあります。成功体験に喜び、自尊感情を高める一方で、自分と友達との能…
-
打たれ弱い子どもの心のメカニズム…「感情不全」に陥っている
もし、凄惨で陰湿ないじめやブラックな職場での辛辣な経験に一時的に苦しんだとしても、その後、多くの人の協力を得てその苦難を乗り越え、新たな場所で自分らしい充実した毎日を送られている方もおられます。同じ…
-
小中不登校30万人、ひきこもり146万人…ともに過去最多を更新中
文部科学省によれば、現在、全国の小中学生の不登校は少子化にも関わらず増え続け、2022年には前年度からたった1年で2割増の約30万人へと過去最多が更新されています。また、2023年の内閣府の報告によ…