故郷の女川支援 中村雅俊は芸能界屈指の「チャリティー王」
中村雅俊が中心となった「われら青春!女川復興支援隊」がこのほど、宮城県・女川の保育所に卒園・入園式のプレゼントを贈ったという。
「支援隊」は中村のデビュー作「われら青春!」に出演していた青木英美や、すでに芸能界を引退した生徒たち約20人で立ち上げたもの。もともと同窓会はたまに開いていたが、「3・11」で中村の故郷・女川が壊滅状態になったことを受けて、結成された。
以後、中村は毎月故郷に帰って復興を支援し、東京での募金活動も1000万円超を集めているという。
画面のイメージ通り、もともとチャリティーとは縁が深かった。87年に中国・上海で行われた「世界の音楽家たちの和」ではリチャード・クレイダーマンや菊池桃子などと一緒に舞台に立っている。91年には雲仙・普賢岳噴火被害者のために大阪城ホールで行われた「ひろがれ!愛の輪」に参加。
02年にはルーマニアのエイズ患者の自立支援イベントにも協力した。宮城出身のさとう宗幸が呼びかけた「みやぎびっきの会」にも真っ先に駆けつけている。チャリティー王・杉良太郎とまではいかないが、第2の杉サマぐらいの位置付けではあるようだ。