イベントでは質問NG…りゅうちぇる発“タトゥー論争”の行方
「ごめんなさい」
満面の笑みから一転、申し訳なさそうにこう囁いたのはタレントのりゅうちぇる(22)。6日に行われた「SUUMO」アドトラック出発式の囲み取材での発言である。報道陣から世間が関心を寄せている入れ墨(タトゥー)に関する質問が出るとすぐさま周囲のスタッフがバッテンのジェスチャー。「イベントに関係のない質問は……」と制止が入ったため謝ったというわけだ。この日は企業のPRイベントだけに、ゲストタレントが何でもかんでも自由気ままに話すわけにもいかないだろう。だが、苦しい表情を浮かべるりゅうちぇるの胸の内は複雑だったに違いない。
もっかタトゥー論争の渦中にいる男である。8月中旬に自身のインスタグラムで妻ぺこ(23)と長男リンクくんの名前とイラストを刻んだ両肩のタトゥーを公表すると“大炎上”。後日改めて〈こんなに偏見のある社会どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい〉と思いの丈をつづったのだが、入れ墨を巡って論争に発展。朝日新聞が取り上げただけでなく、芸能界ではダウンタウンの松本人志(54)やおぎやはぎの矢作兼(46)らがゾクゾクと持論を展開。SNS上でも擁護したり、批判・偏見も致し方ないといった意見など賛否両論が巻き起こっているのだ。作家の麻生千晶氏は「あくまで個人的な意見ですが」と前置きした上で、こう続ける。