日本の核武装に言及する安倍元首相と橋下徹 フジテレビ対談の恐ろしさ
なんともあっけなく戦争が始まった。毎日見せられる映像は悪夢のようであり、始まってから1週間が映画のように進行していく。
2日で陥落すると予想された戦闘は長引いている。予想外にロシア軍が攻めあぐねている。これが単純にロシアが弱くウクライナが強いということなのか。
作家の古谷経衡氏はロシアが前線に旧式装備の新兵たちによる小部隊を突出させているのが不思議だった。それらはウクライナ軍にたやすく撃破された。なぜこんなことをするのか。
しかしプーチン氏が核の使用をチラつかせたのを見て納得した。最初から核で恫喝(どうかつ)する計画で、何千人も死者を出した部隊は捨て駒だったのだ。彼らが負けても旧式武器と弱い兵たちで損害は最小、まことにコスパがいいという、悪魔の計画だったのだ、と古谷氏は見抜く。
救いはロシア国民が次々戦争反対を表明していることだ。市民はデモで何千人も逮捕された。それでも勇気ある芸術家やアスリートたち、大手新聞の著名記者たちも、次々と声をあげている。