ラサール石井 東憤西笑
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まともな批判を「攻撃」と決めつける杉田水脈氏はトランプとソックリ
自民党の党大会での石破首相の演説。「国民の怒り、悲しみ、喜び、苦しみを一番知っているのが自民党だ」ときた。えー! さすがにそれはない。いやもし本当に知っているのなら、知っていてわざと、傷口に塩を塗り…
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ゼレンスキー会談での品位のなさに唖然…それでもトランプ大統領を評価する人がいるのはなぜ?
目を疑う光景だった。トランプ米大統領とゼレンスキーウクライナ大統領の首脳会談が前代未聞のバトルに発展し、それが全世界に放送された。 既視感があった。こんな光景どこかで見たことがある。そうだた…
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百の悪事を公表して、その裏の1つの嘘を隠そうとしているかのよう
あのう、ほんとよくわからんのだけど。あれは何なんですか。 こないだの兵庫維新の県議会議員3人の会見。非公開の百条委員会の音声をこっそり録音し、他党の候補者である立花孝志氏に渡した増山氏。「竹…
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「大阪・関西万博」電子チケット購入の煩雑さは高齢者にはハードルが高すぎる
いつのまにか万博の開催まで、あと2カ月を切った。 しかしおそろしいほど世間は盛り上がっていない。アンケートでは「万博に行く」と答えた人は全国で35%。6割の人間が「行かない」「興味がない」と…
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高額療養費の限度額引き上げ問題は「金がない病人は勝手に死ねば」と言われているようなものだ!
とにかくややこしい。高額療養費の限度額引き上げの話だ。 だいたい「引き上げ」って言われれば、「こっちに返ってくるお金の額が引き上がったのか、いいことじゃないか」って思っちゃうじゃないか。いや…
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なんと!戸田恵子さんとのデュエット曲をリリース 諦めなければ思いは叶う
5年前に「老人と子供のポルカ2020」という歌を東洋化成という会社からレコード盤で出した。そうです私はれっきとした歌手デビューを果たしているのです。 さてそこに、「お久しぶりね」「吾亦紅」な…
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TBS「報道特集」が検証…立花孝志氏が流したデマと恫喝の実態
SNS上で「#立花孝志を逮捕せよ」がトレンドになった。百条委員会で斎藤県知事に質問していた竹内県議を自死するまで追い詰めた経緯、そして死後までその死を愚弄し臆面もなく罵倒する姿に怒りを覚える人たちが…
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フジテレビ・中居正広問題は、テレビ局だけの問題か?
連日SNSやテレビではフジテレビ・中居問題で持ち切りである。だが、誰も一体何が起こっているのかよく分からず、臆測や仮定で話すしかない、というのが今の状況だ。 それなのに中居氏の番組は次々と休…
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切り取られた言葉は純粋で、それ自体が光を放つ 胸に突き刺さる珠玉の言葉
よく批判された反論の弁明に「言葉を切り取られた。全部読んでから言って欲しい」というのがあるが、大抵は全部読んでも同じだ。中にはもっと酷い発言を発見することもある。 まあそれほど「切り取られた…
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演劇界の同志であり盟友である渡辺えり氏の前代未聞・前人未踏の挑戦に参加
皆さま、新年おめでとうございます。今年は私も70歳になる年。「数えで」なんて最近あまり言わなくなったが、古希が間近に迫っている。 私の祖父が72歳で亡くなった。そりゃあもう立派なおじいちゃん…
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平和から乱世の世へ。「光る君へ」のラストシーンは文学への覚悟を問われているようだった
1週遅れて申し訳ないが、大河ドラマ「光る君へ」の話だ。この流れからいくと次回M-1グランプリについて書くことになりそうで、すみません。 ついに最終回を迎えた「光る君へ」。1回目からずっと欠か…
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路上のガム跡、なぜ消えた?
道を歩いていて、ふと気がついた。路上にガムが吐き捨てられ、踏まれてペチャンコになったものが真っ黒にへばりついた“ガム跡”、これを最近とんと見なくなった気がする。 一昔前なら、駅のホームや駅前…
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戒厳令下でも機能した韓国の司法・行政の分離。日本で同じことが起きたら…
韓国の戒厳令に世界中が驚かされた。 尹大統領の真意は今もって不明だが、軍事独裁政権以来の大統領によるクーデターは、たった6時間で挫折した。 なぜ尹氏はこんな暴挙に出たのか。あらゆる政…
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成年後見人制度の“不備”は他人事ではない
認知症の患者が、ある日家族から引き離され、強制的に施設に入れられて面会も許されず、家裁で決められた後見人が勝手に通帳を管理し、家財道具などの財産を全て処分してしまう。 悪徳業者や反社の組織が…
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勘三郎さんの夢が結ばれた勘九郎さんの「俊寛」 勘太郎を襲名した七緒八くんの成長に感動
盟友であった中村勘三郎さんが亡くなって今年で十三回忌。 追善の興行が各地で行われている。そのひとつが三島村歌舞伎「俊寛」で、先日NHKで放送された。 平清盛討伐の謀略のため鹿ケ谷に集…
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兵庫県知事選の結果は長年の自民党の愚民政策で自分の頭で考えないバカな若者が増えたからだ
社会の底が抜けた。まさに兵庫県知事選はそんな出来事だった。 N党、カルト、ネトウヨなどが入り乱れ、まるで兵庫の地に魔方陣が敷かれ、まがまがしいものたちが一気に噴き出したような騒ぎとなった。 …
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日本でも“陰謀論者”とトランプ支持者がリンクする不気味
カオスな週だった。アメリカではトランプ氏が大統領に返り咲いた。レイプ疑惑もあり女性問題で裁判沙汰になった。過激な支持者を煽(あお)り議会襲撃事件に発展し死者も出た。そんな彼を国民は圧勝させた。アメリ…
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SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ
SNS上に「#玉木雄一郎に騙されるな」というハッシュタグが躍っている。 今回の選挙では自公が過半数割れし立憲民主が大幅に議席を増やした。野党は、さあ政権交代だと色めき立ち、7人から28人と4…
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自公過半数割れ、野党大躍進にも素直に喜べないワケ
衆院選の結果が出た。予想を大きく上回り、自公で過半数割れ、という大逆転。「自民党にお灸をすえる」どころか、政権交代まで考えられる歴史的結果となった。野党は大躍進。なのだが、何かもろ手を挙げて万々歳、…
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裏金議員・旧統一教会関連議員…今回の衆院選は彼らを落選させる選挙だ
落選運動をご存じだろうか。特定の立候補者に対し、SNSやデモなどで、落選させようと行動することだ。 一見選挙妨害のように感じるがそのようなことはなく、公職選挙法にも抵触しない。だから選挙公示…