藤井聡教授のツイートに感動! さすがは経済のプロ、説得力が違いました
「岸田首相インド5兆円に続いてアフリカに4兆円、まずは日本人を救ってくれと怨嗟の声」というニュースを引用する形で、8月29日に藤井聡京大大学院教授がTwitterで「この9兆円を日本に投入すれば乗数効果が2程度だとすれば18兆円、国民1人あたり約14万円の効果、逆に言うとこの海外支援で私達は1人当たり14万円の所得を失いました」とツイート。私もこのコラムでインドに5兆円の時にセンスのないお金の使い方と書きましたが、さすがは経済のプロフェッショナル、数字の裏付けと説得力が違いました。
藤井教授は消費税の引き下げもずっと主張してるんですよね。10%に上げた直後から経済が鈍っていることを指摘し、いったん消費税を下げて成長率が一定割合上がったらまた徐々に上げていけばいいし法律上はすぐにできる経済対策だとテレビで説明してたのを見たことがあります。先のツイートを私が少し摘まんで引用をしていて本当は乗数効果のあとに(間違った政府採用値でない実水準の)という皮肉も効いてます。
そんなデタラメな国の予算の使い方が気になってコロナ対策の予算を調べていたらNHKのサイトにたどりつきました。コロナ予算77兆円(単年)は東日本大震災復興予算32兆円(10年)の倍以上という今回の予算の異常さをいきなり突きつけてくる攻めたつくりのサイト。このサイトはNHKのホームページから探しても絶対たどり着けません。どうやらNHKスペシャルのスタッフが作ってるサイトのようです。「コロナ予算」とググると一番上に出てくるので見てみるといいですよ。政府べったりの公共放送に置いておくのが惜しいほど気骨のある記者さんが書いてる記事が載ってます。そしてこのサイトは上層部にバレないようにわざと見つけづらく作ったサイトなのでしょう(推測)。
「国はウソつき」だと思っていたら今や国はウソを隠さなくても「放送がウソ隠し」に加担する世の中なので正しい情報を受信するツールを持つことは大事ですね。