「田村英里子 ホテルの部屋で不法侵入事件」
田村は事件から数時間後に行われたイベントに予定通り登場したが、1曲目を歌い終えたところで突然、泣き出してしまう。司会者に問いかけられ、ファンの前で事件を報告し、ステージから退出。イベントはそのまま中止となった。その後のスケジュールをキャンセルし、一時は実家に戻るなど1週間休養した。
捕らえられた男は警察の調べに「田村英里子のファンで、彼女の寝顔が見たかった」「サインが欲しかった」と犯行動機を供述。未成年ということもあり、事務所側は告訴を見送ったが、男は即日解雇された。事務所は「信頼しているホテルの中なのにひどすぎる。今後はドアチェーン完備の一流ホテルに泊まらせます」とコメントした。
田村は1カ月後、「あの時、触られてもいないのに大騒ぎになってしまって、ほんとにビックリしました」と笑顔で語り、復帰をアピールしたが、その後、96年1月にもバカンスを楽しむために訪れていたマイアミのホテルで、男たちに侵入される騒ぎに。田村は2000年春、単身渡米、活動の拠点をアメリカに移すが、当初部屋もなかなか借りられず、やっと見つけたルームシェア同居人が足にGPS端末をつけた元犯罪者だったことも。