同情論がわき起こった SMAP草彅剛の“全裸泥酔”騒動
<2009年4月>
09年4月23日の深夜3時。東京ミッドタウンの裏手にある檜町公園の夜間立ち入り禁止区域で「バカヤロー」「ナンだぁ」と意味不明の叫び声を上げる泥酔男性が目撃され、近隣住民の110番通報で警察官が駆け付けた。この時、全裸だった男性は公然わいせつの容疑で現行犯逮捕されてしまった。
これだけなら単なる酔っぱらいのご乱行。しかし、逮捕された男性がトップアイドルグループ「SMAP」の草彅剛(当時34)だったことから、日本国内どころか世界を揺るがすスキャンダルに。
前夜、草彅は赤坂の和食店で知人とビールや焼酎などを飲んでいた。その後、スペインバルに移動。午前2時ごろに店を出てタクシーでミッドタウンの自宅に向かったが、なぜか家には入らず公園に。着ていた服を脱いできちんと畳むと立ち木によじ登ったり、でんぐり返しをしたりしながら大声を上げていたという。
駆け付けた警察官に「服を着ろ」と言われた草彅は「裸だったら何が悪い」と反発。ビニールの保護シートをかけられ連行された時には「シンゴー、シンゴー」と泣いた。逮捕後、草彅は「全裸になったことは覚えていないが、今は反省している」と供述した。