巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由

巨人打線の低空飛行が続いている。
11位に低迷する交流戦はチーム打率(.214=10位タイ)、得点(31=12位)、本塁打(5=10位)とも軒並み苦しい数字が並ぶ。4番で主砲の岡本和真を故障で欠き、今季66試合の時点で59通りの打線を組んでいるというから、阿部慎之助監督の苦悩が伝わってくる。
4番も吉川尚輝、キャベッジ、大城卓三、丸佳浩、再び吉川ととっかえひっかえ。それでも結果に結びつかず、ついには阿部監督、「4番は状態を見て? じゃあ、誰を打たせればいいんですかね、っていう話ですよ」と、思わず報道陣にグチったとか。
確かに、得点圏打率を見ると、丸=.133、キャベッジ=.182、吉川=.242、大城=.267。ほら、誰に打たせても同じようなものでしょと言うなら、いっそ坂本勇人に託してみてはどうだろう。
不振で2度も二軍に落とされ、戻ってきてからも決して状態はよいとは言えない。だが、6番を打ったり、7番を打ったり、はたまた2番を打ったり……という今の落ち着かない使い方では、復調するものも復調しない。固定するのがベストで、それを4番でやるというのはひとつの手だ。
やけっぱちの提案ではなく、投手の視点で見たとき、「4番・坂本」は
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