政治とカネ
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自民裏金「政倫審」で検察の“激甘捜査”に批判再燃…《枝野さんの方がよっぽど捜査能力ある》の痛烈皮肉も
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を受けて開かれた1日の衆院政治倫理審査会(政倫審)を巡り、SNS上で改めて《特捜部はきちんと捜査したのか》《全国からかき集めた応援検事は何を調べていたのか》などと、検察批判の声が出ている。 ...
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自民・茂木幹事長に「不要論」…政倫審騒動で存在感ゼロ、「ポスト岸田」から完全脱落
出る出ない、公開か否かで開催までモメた衆院政治倫理審査会(政倫審)。呼ばれてもいない岸田首相が出席を申し出て、ようやくフルオープンでの開催が決まったが、この騒動の間、まったく機能していなかったのが茂木幹事長だ。 自民党内では...
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国税庁に言いたい 巨悪放置はドラマの中だけと思っていた
「脱税は、犯罪。」と大きな文字で書かれた国税庁のポスターがネット上で話題になった。そこには「脱税者は、見つかる。」「査察官は、見つける。」とあるが、組織的に脱税を行っていた連中はすでに見つかっているのに、ごまかして逃げ回っているから国...
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【東京佐川急便事件】異聞(210)特捜部長は刑事局よりも副部長の「怠慢」を責めた
裏付けのない政治家実名調書を裁判所に提出してしまった検察。その責任の一端は法務省刑事局にもあったとする元特捜部副部長の佐渡賢一に対し、特捜部長だった五十嵐紀男は反論する(太字は「法と経済のジャーナル」から引用)。 刑事局の幹...
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政倫審で西村康稔氏「秘書が」連発! SNSでは《秘書を参考人招致や証人喚問しろ》の大合唱
「全く承知していなかった」「秘書が…」を繰り返すばかりだった。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、1日に開かれた衆院政治倫理審査会(政倫審)の2日目の審査。最初に弁明したのは総額約5.8億円の裏金化が報じられた最...
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岸田首相の政倫審出席は完全墓穴…野田元首相にボコられ「政治資金パーティー」自粛を約束
安倍派の幹部を引っ張り出すために、呼ばれてもいないのに「政倫審」に出席した岸田首相。しかし、「やっぱり出なきゃよかった」と悔やんでいるのではないか。立憲民主党の野田元首相から一方的に攻められた挙げ句、大好きな「政治資金パーティー」の...
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「さすが代議士!」政倫審で自民・中谷真一氏“ヨイショ質問”、さらにSNSで自画自賛のア然
ニオイもしない屁みたいな政倫審(2月29日)でヨイショ質問を連発した自民党議員がいた。茂木派の中谷真一衆院議員(47)。答弁に立った武田良太・二階派事務総長に、のっけから「武田代議士と私はお互いラガーマン。大変お世話になっている」と...
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もはや、自壊へまっしぐら 説明できない、税金も払わない国賊自民党はオシマイだ
ピント外れは毎度のことだが、今さらながらのトンチンカンには唖然だ。 公開か非公開かでスッタモンダし、当初予定されていた28日の開催が見送りになった衆院政治倫理審査会(政倫審)。そこへ岸田首相が突然、出席すると言い出し、与野党...
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岸田首相の政倫審出席は“自爆テロ”で裏目確実 次の展開は森喜朗氏と二階元幹事長の国会招致か
突然の宣言だった。 自民党の派閥パーティー裏金事件を巡る衆院政治倫理審査会(政倫審)の開催について、岸田首相が28日、自らの政倫審出席を突如表明。「マスコミオープンの場で説明責任を果たしたい」とブチ上げた。政倫審は自民が「非...
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派閥に返す? バカ言うな! 未だに納税表明議員が一人もいない言語道断
「経済は一流、政治は二流」。かつての日本はこう呼ばれていたが、今や「経済は二流、政治は四流」と言っていい。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、連日、繰り広げられている国会質疑を見ていると国民の多くがこう感じている...
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【東京佐川急便事件】異聞(208)「公判立証方針には法務省刑事局が関与。独断専行したことはない」
ちなみに、東京佐川急便事件では、1992年9月初め、検察側から被告・弁護側に開示された東京佐川元社長、渡辺広康らの供述調書について「写しが永田町に出回っている」とのうわさが広がった。それらを入手した新聞、放送、週刊誌など各メディアは...
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世襲議員が憲法を破壊 地盤・看板・鞄を無税で相続するのは「差別選挙」だ
今、自民党議員の4割が「世襲」である。しかも、彼らは、故・安倍元首相や麻生元首相のように、先祖代々の人脈を駆使して、効率よく政界を支配してきた。 政治とは、国家が国民大衆に給付し得る(福祉、教育、医療等の)財源の限られた利益...
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岸田首相の政倫審出席“電撃表明”の本気度と効果は? 裏金の本丸は安倍派・二階派なのに…
「私自身、自民党総裁として政倫審に自ら出席し、マスコミオープンのもとで説明責任を果たしていきたい。さきほど国対委員長に手続きを進めるよう指示を出した」 二転三転の末、28日の開催が見送りとなった衆院政治倫理審査会(政倫審)につ...
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自民党またまたお家芸…「裏金」→「還付金」→「還流金」…世論批判かわす“言葉遊び”の姑息
完全非公開から一部公開となり、その後、一転して開催自体が見送りとなった、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)。この期に及んでもなお対応が二転三転している自民党に対し、野党側は「当事者能力を...
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裏金「政倫審」ドタバタ見送りは自民党の嫌がらせ? 岸田首相リーダーシップ欠如バレバレ
開催をめぐって二転三転だ。 自民党派閥の幹部が裏金事件について説明する衆院政治倫理審査会(政倫審)は、与野党が合意していた28日の開催が見送られることになった。 27日の協議では、国会議員のみの傍聴にとどめたい自民側...
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裏金疑獄は「自分たちだけは、政治資金規正法からも税法からも自由だ」という酷い話
今回の裏金疑獄は、立法府が制定した政治資金規正法を、立法府の最大勢力の議員たちが組織的に無視したという酷い話である。 民主主義の柱の一つに、「法治主義」という憲法原則(憲法31条)がある。 それは、国家の名の下に国民...
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【東京佐川急便事件】異聞(207)実名調書を朗読させた裁判長は「スタンドプレー」批判を受けた
政治家の実名調書朗読問題で検察側は対外的には非を認めて謝罪した。しかし、部内では「裁判長のスタンドプレー」批判が渦巻いていた。東京地裁裁判長の小出錞一が、証拠調べが済み普通は改めて朗読の必要性がない調書をあえて検事に朗読させたからで...
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自民“もう1つの裏金スキーム” 茂木幹事長、棚橋元国家公安委員長「1.3億円」使途不明金の悪辣
パーティー裏金事件を巡って、与野党は衆院政治倫理審査会を28、29両日に開くことで合意しているが、自民党が審査会の「非公開」を要求。表で話せないほどヤバい中身だらけということに違いない。そんな中、安倍派がやっていた「キックバック不記...
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岸田自民は4.28「3補選」に及び腰…誰も名乗り上げず、選挙区からは“敵前逃亡”を望む声
裏金事件で支持率が過去最低を更新するなど、岸田政権に大逆風が吹き荒れている。反転攻勢の試金石となるのが、4月28日実施の衆院3補欠選挙だが、勝ち目が薄く、自民党関係者はみな及び腰。「全敗」もあり得る中、党本部は何とか「1勝1敗1分け...
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何から何まで国民愚弄 「税金一揆」の怒りの火に油を注ぐ政倫審
自民党派閥の裏金問題をめぐって政治倫理審査会(政倫審)が開催されることになった。2009年以来、約15年ぶりの開催に浮き立っているのか、大メディアは「前半国会最大のヤマ場」などとあおるのだが、こんな緩みきった茶番がヤマ場では、どうし...
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「裏金疑獄」と情報公開から逃げ回る要人たち これほど民主主義を冒涜した態度はない
政治資金規正法の立法趣旨は明白である。それは政治家が手にする金銭が、古来、政治の腐敗、権力を用いた不正を招いてきたので、政治資金の「入り」と「出」を公開して、主権者国民の監視下に置くことである。つまり「情報公開」である。 今...
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自民党にはアスリートや女子アナ、タレントずらり…ゼレンスキー氏を「コメディアン」呼ばわり鈴木宗男氏にSNS反応
《ゼレンスキーは今も「武器をくれ、資金援助を」と他力に頼っている。自前で戦えないならば止やめるべきではないか》《ゼレンスキーが本当の愛国者なら、和平、停戦を申し出て、話し合いをすることである》《プーチン大統領は話し合いには応じる意向を...
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自民・茂木幹事長、棚橋泰文氏の後援会 1.3億円使途不明…SNSでは《抜け穴ではななくマネロン》と大炎上
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件の真相解明が進まない中、同党で新たな「政治とカネ」の疑惑が浮上した。 茂木敏充幹事長(68)の資金管理団体から寄付を受けている政治団体「茂木敏充後援会総連合会」と、棚橋泰文元国家公...
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萩生田光一氏の“子分”がまた…自民・今村洋史元議員のいわく付き「陣中見舞い」に地元大迷惑
極めてズサンだ。派閥パーティー裏金事件を受け、安倍派が政治資金収支報告書を訂正した際、キックバック分の支出先に事実上解散させられた政治団体が含まれていた。 問題の団体は「黎明の会」。次期衆院選で東京9区(練馬区西部)から出馬...
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国税庁が「採用情報」リプライ遮断の閉鎖性…自民裏金疑獄が飛び火でSNSも大荒れ
「税金を払うのがばからしくなる」──。確定申告シーズンまっただ中、各地の税務署では納税者の怒気をはらんだ声がそこかしこから聞こえてくる。 言うまでもなく、納税は憲法で定められた三大義務のひとつ。にもかかわらず、自民党の裏金議員...
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裏金事件の政倫審 自民は「完全非公開」求めるが…過去には「非公開であっても公開すべきものは公開」と主張
《往生際が悪すぎる》《公開したくないというのは裏を返せば悪いことしていたという自覚があるということだ》――ネット上では怒りを通り越して呆れる声が目立つ。 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、28日から2日間の日程...
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自民裏金議員の追徴課税は総額1億3533万円!「脱税は、犯罪。」ポスターが話題
国会では連日、自民党派閥の裏金問題が取り上げられ、政治資金収支報告書に記載されなかった裏金は「雑所得」として課税対象になる可能性が高いと指摘されている。 21日の参院財政金融委員会では、共産党の小池晃書記局長が収支報告書の不...
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安倍派裏金20年…ずっと仕切ってきたのは森喜朗
自民党が公表した裏金議員らへの聞き取り調査の報告書は、安倍派(清和会)の裏金づくりが20年以上前から行われていた可能性を指摘した。森喜朗元首相の会長時代と重なる。森は26年前の1998年から2006年まで首相在任中をのぞき、派閥のト...
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松野前官房長官の《二枚舌》…“居酒屋チェーン推し”で庶民派アピールも裏金で高額グルメ三昧
2023年度の確定申告が15日からスタートしているが、全国の税務署には《ふざけんな!》《裏金議員から税金を徴収しろ》など抗議が殺到し、業務に支障をきたしているという。自民党の派閥パーティーの裏金問題で国民の怒りが沸点に達する中、安倍...
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国民としては、裏金をなんに使ったのかまで追及して欲しいわけ。
『問題が起きた経緯、なんで裏金をつくることをやりだしたのか、なにが原因でそうなったのか。そういった部分の真相究明が一番大事なのに。そういった部分が一切なくて、表面の数字だけ出している』(岸博幸・慶応大学大学院教授) ◇ ◇ ...