注目の人 直撃インタビュー
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松原文枝監督が見た“ハマのドン”藤木幸夫氏 カジノ阻止「決めるのは市民」と最後までブレず
2年前の夏、横浜で「カジノ誘致」の是非を争点にした市長選が行われ、反対派の市長が誕生。当時の菅首相退陣の引き金になった。菅首相に反旗を翻した「ハマのドン」を追ったドキュメンタリー映画が来月5日から公…
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作家・本橋信宏氏が語る歌舞伎町のリアル「今も昔も非日常を求めて人々は吸い寄せられる」
東洋一の歓楽街、眠らない街、不夜城とも形容される新宿・歌舞伎町(行政地名は東京都新宿区歌舞伎町1丁目、2丁目)。面積にして東京ドーム約7個分。靖国通り、明治通り、職安通り、西武新宿駅前通りに囲まれた…
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校正者・大西寿男氏が“言葉の信頼度”低下に警鐘「むなしい言葉が生きた言葉の世界を侵食してきている」
言葉は書いた瞬間、口から出た瞬間、独り歩きする──。その言葉たちをすくい上げ、ケアをする校正者は、時に「言葉の守り手」とも称される。書き手が紡いだ言葉を一言一句チェックする作業では、黒子として主体的…
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安藤優子氏が説く 古すぎる自民党の女性認識や家族観はどこから来て、なぜ頑迷なのか
岸田首相の同性婚に対する認識や首相秘書官のLGBTQへの差別発言には、自民党の「伝統的家族観」が透けて見える。先月末、「たたき台」が出された少子化対策も、政権与党の家族や女性に対する意識が変わらなけ…
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政治学者・五野井郁夫氏 山上徹也被告の全ツイートを言説分析して見えてきたドロっとしたもの
統一地方選の幕が上がり、岸田政権に中間評価を下す衆参5補選の同時実施が迫る中、上梓された「山上徹也と日本の『失われた30年』」が話題だ。昨夏の参院選の最中に噴き出した自民党と旧統一教会(現・世界平和…
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「こどもの党」党首が自民党の“おっさん政治”にNO! 岸田政権の少子化対策は異次元のショボさ
「静かなる有事」といわれる加速度的な人口減少への対策を最重要課題に掲げ、またLGBTQの当事者として昨年の参院選に挑戦したのがこの人。少子化対策は喫緊の課題なのに岸田政権の動きは鈍く、LGBT理解増進…
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脳科学者が提言「低GI食は脳のベストパフォーマンスを引き出す」子どもの成績にも影響
長時間集中できない。記憶力が悪い。仕事や勉強でベストパフォーマンスを出したい──。そう思っている人は、食事内容を見直してはどうか。脳科学の観点から成功者とそうでない人の違いを研究している専門家によれ…
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古賀茂明氏「アベ政治は終わったはずなのに、何か得体の知れないものに支配されている」
衝撃的な銃撃死から半年以上が経ったが、岸田政権や自民党を見ていると、いまだこの国は安倍晋三元首相に支配されているのかと思わずにはいられない。「彼がもたらしたのは、美しい国か、妖怪の棲む国か?」──。…
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山田昌弘氏に聞く少子化対策“失敗の本質”「最大の原因は未婚化。低収入の男性は選ばれない」
「異次元の少子化対策に挑戦する」──岸田首相がそう宣言してから2カ月。昨年の出生数が政府予測より8年早く80万人を切るのが確実となり、慌てて対策に乗り出したものの、具体策は先送り。予算倍増の財源もごま…
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経営コンサルタント伊藤隆宏氏「潰れそうな企業の9割は銀行との関係強化で倒産は回避できる」
コロナ禍3年。社会経済活動が正常化するにつれ、企業の倒産が目立ってきた。新型コロナウイルス対策の一環で政府が大盤振る舞いした「ゼロゼロ融資」(実質無利子・無担保融資)によって延命した企業が追い込まれ…
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外務省出身の野党議員が指摘 岸田政権の外交・安全保障にはこれだけの問題点
岸田政権は昨年末、安保3文書を改定し、日本の防衛政策を大転換した。政府与党は「とにかく防衛力増強」と躍起になっているが、本来はセットで補強されるべき外交力が置き去りにされてはいないか。国会での活発な…
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反町康治氏が語る新生「森保J」と日本代表 歓喜と失意のカタールW杯の舞台裏
2022年カタールW杯で森保一監督率いる日本代表は、ドイツ、スペインのW杯優勝国を撃破してベスト16に進出。18年ロシア大会準優勝のクロアチアに敗れ、目標に掲げていた「初のベスト8入り」は逃したもの…
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ロッシェル・カップ氏は神宮再開発に反対活動「樹木1000本伐採は米国ではあり得ません」
国連加盟国がSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す中、日本の首都・東京では世界の潮流に逆行する計画が進められている。都内一等地の明治神宮外苑の再開発に伴い、敷地内にある743本もの樹木が伐採さ…
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経済学者・郭洋春氏が説く「100均資本主義」今こそ“成長”を追い求めず心豊かな生き方を
1年以上経っても何だかよくわからない岸田首相の「新しい資本主義」。今回登場の経済学者が説く「100均資本主義」は、これに対するアンチテーゼのような考え方だ。資本主義としては異端・異形ながら、成長至上…
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プチ鹿島が川口浩探検隊を“探検”した理由「メディアの熱狂の時代を不透明決着で終わらせてはいけない」
昭和のテレビ界を一世風靡した「水曜スペシャル『川口浩探検シリーズ』」(テレビ朝日系=1978~85年)。ヤラセとのそしりを受けながら、当時の少年たちにロマンを与えた伝説の番組の「謎」を追う前人未到の…
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千葉雅也氏「コロナ禍で非常事態に慣らされた。さらなる管理社会化への進展を警戒せよ」
気鋭の哲学者で大学教授、小説家という3つの顔を持つ。窮屈な管理社会を生きる現代人に向けた究極の入門書「現代思想入門」(講談社現代新書)は10万部を超えるベストセラーとなった。時代を鋭く分析するこの人…
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杉並区長・岸本聡子氏が取り組む“新しい政治”のカタチ「住民が行政、街づくりにかかわり続ける」
今年6月の杉並区長選で、4選を目指した現職を187票差で制した。区政刷新を求める市民団体の要請で公共政策研究者から転身。同区初となる女性区長が掲げるのは、住民主導型の区政だ。今月9日に開かれた市民団…
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ロシア文学者・亀山郁夫氏「ウクライナ侵攻の出発点はソチ五輪にあった」
今年2022年は、世界秩序の転換点となった節目の年として後世の歴史に記されることになるのだろうか。プーチン大統領のロシアによる隣国ウクライナへの侵攻は、10カ月が経過し、出口の見えない泥沼化の様相に…
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家計を守る方法は2つしかない! 超インフレ時代の「生活防衛術」を加谷珪一氏が指南
物価上昇はとどまるところを知らない。この1年、消費者物価指数は上がり続け、10月は3.6%(生鮮食品除く)まで高まった。景気低迷下のインフレという経済現象「スタグフレーション」を指摘する声も相次ぐ。…
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東出昌大「三好達治が別れた妻子に仕送りしたかった気持ちは、もちろんボクには分かる」
ついに本格復帰に向けて動きだした。2年前、女優・杏(36)との間に3人の幼子がいながら若手女優との不倫を報じられ、激しいバッシングにさらされた。その後、離婚。当時について「あの時は本当にグチャグチャ…