現役内科医が警鐘「私が絶対口にしない食品」
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<第10回>【輸入鶏肉】輸入シェア8割のブラジル産にはヒ素混入
日本の鶏肉市場の7、8割を占めるブロイラーという品種。飼料に多種類の抗生物質を添加し、伝染病の予防をしています。米国でこの飼料に混入しているヒ素が大問題になりました。米国では1940年代に動物飼料用…
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<第9回>【ハム・ソーセージ】加工肉の食べすぎは死亡率を上昇させる
最近の研究で、赤身肉の摂取は大腸がんや心臓病のリスクを上げることが分かっています。それにも増して危険なのがハム・ソーセージなどの加工肉です。食欲をそそるきれいなピンク色。これは発色剤として亜硝酸ナト…
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<第5回>【ドライフルーツ】二酸化硫黄がじんましんなど過敏症の原因に
おつまみとしても出てくるドライフルーツ。食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれていますが、新鮮な果物より色が鮮やかだと感じませんか。保存や酸化防止のため、二酸化硫黄や亜硫酸ナトリウムな…
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<第8回>【マグロ】厚労省も勧告!メチル水銀の神経毒性
「魚は健康にいい」といわれますが、特に妊婦は種類に注意してください。海の汚染問題とともにメチル水銀の過剰摂取が問題になっています。 米国政府は、胎児の神経発達障害が起きる可能性があるとして、妊…
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<第7回>【加工食品】ツナ缶などに入るリンは心血管疾患の原因
ツナ缶、インスタントラーメン、プロセスチーズ――。これらの食品の加工過程で入る食品添加物「リン」の過剰摂取が問題になっています。砂糖や塩と違い、味がないので、どれだけ摂取しているか自覚がありません。…
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<第4回>【ウスターソース】“発がん性物質”カラメル色素は見分けられない
ウスターソースをはじめ、しょうゆやコーラなど茶褐色の調味料、飲料に使われる「カラメル色素」は、がんの原因になると指摘されています。 そもそもカラメル色素には4種類(Ⅰ~Ⅳ)あります。Ⅰは糖類…
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<第6回>【栄養ドリンク】高温で保存すると発がん性物質ができる
栄養ドリンクは表示を見て分かるように、複数の添加物を使用しています。食品添加物は、毒性試験により「一日摂取許容量」が設定されています。ただし、他の添加物との組み合わせのテストは行われていません。 …
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<第3回>【人工甘味料】肥満ホルモンに作用しダイエット効果なし
健康ブームで出回る“ゼロ”商品。ゼロをうたうコーラやコーヒー等の飲料の多くは、“砂糖不使用”の代わりに人工甘味料で甘さを出しています。この人工甘味料の需要が増えていますが、実はこれらが肥満や糖尿病を…
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<第2回>【空揚げ/魚フライ】高温で揚げるほどがんリスクが高まる
がんリスクを最も高めるのは揚げ物です。これまでの研究で、揚げる過程で化学反応が起き、発がん性物質が出てくることが分かっています。発がん性物質であるアクリルアミドなどは、揚げ時間の長さや温度とともに増…
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<第1回>【オリーブオイル】「エキストラバージン」の7割が基準外のニセモノ?
缶詰や栄養ドリンク、健康食ブームで注目されるオリーブオイルやカロリーゼロ商品……。実はこれらは、選び方や食べ方で“寿命を縮めたり”“全く効果を期待できない”リスクをはらんでいる。モノによっては、がん…