杉村富生の富を生む新成長株
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リチウムイオン関連の「エスペック」はEV絡みの本命株
EV(電気自動車)にはインバーター、充・給電インフラ、モーター、半導体など多くの関連部品、部材が不可欠である。 特に、キーパーツといわれるのはリチウムイオン電池だろう。 パナソニック…
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銅市況の上昇メリットたっぷり 「黒谷」は一段高が狙える
随分、昔の話である。筆者が証券専門紙の記者(非鉄担当)をしていたときだ。三菱マテリアルの社長さんに、「銅市況はどうですか」と聞いた。100人以上が参加する記者会見の席上だった。振り返ればバカな質問を…
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日本版ハサウェイの「Oakキャピタル」に“爆上げ”の予感
リスクを極端に嫌う。趣味は? 預・貯金……。これが一般的な日本人である。“投資の時代”の掛け声がむなしく聞こえる。 日本銀行の今年3月末時点のお金の流れを示す「資金循環」によると、日本の個人…
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コイル関連「日特エンジニアリング」はEV時代に化ける
自動車産業は裾野の広い産業である。日本では30兆円の市場規模を有する。その産業構造はよく富士山にたとえられる。1台の車に3万点もの部品・部材が使われている。ワイヤハーネスなど電線の総延長(1台当たり…
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大分県のご当地銘柄 不動産関連「ジェイリース」がアツい
これは筆者の講演会における基本方針(ポリシー)である。すなわち、主催者(企業、団体)は厳選するが、場所(都市)にはこだわらない。会場が中学校(廃校)の教室、公民館だったこともある。 時間的に…
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「ペッパーフード」は“いきなり!ステーキ”人気で大復活
人は“3場”を経験してこそ、一人前といわれている。人生には苦労がつきものだ。順風満帆のエリートは逆境に弱い。 「俺だって、生まれたときは産婆さんのお世話になった」 いや、その産婆とは違…
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EV時代を駆け抜けろ 電池関連の「ダブル・スコープ」
“次世代エコカー”と呼ばれる電気自動車には、EV(エンジンを搭載せず、電気モーターだけで走る電気自動車)、HV(エンジンとモーターを搭載、外部充電不可のハイブリッドカー)がある。 このほか、最…
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「電算システム」は“高齢者みまもり”サービスで大活躍
少子高齢化が急速に進む日本では一人暮らし、ないしはお年寄りだけの老人家庭が増えている。こうした状況下、日本郵便は高齢者宅を郵便局社員が訪問する「郵便局のみまもりサービス」を始める。 すでに、…
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ストレス社会だからこそ伸びる「アドバンテッジ」に照準
テレビ、雑誌、新聞などのマスコミには転職を勧めるCM(コマーシャル)があふれている。すなわち、「“決断”があなたの人生を変える」と。「よ~し、私も」と考える人が多いと思う。 一方、企業サイド…
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米軍基地への人材派遣が独占状態の「アウトソーシング」
兜町では当たり屋につけ! 曲がり屋には向かえ! という。相場巧者の後を追う。彼らが買っている銘柄を買う。これを「ちょうちん」と称する。りっぱな投資戦術である。 もちろん、投資成果が上がる。運…
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新薬開発と経営の分離で成功している「ペプチドリーム」
大学発のバイオベンチャーの多くが赤字決算を続けている。もっともこれがバイオベンチャーの特性だ。やむを得ない。ただ、東京大学、京都大学などの優秀な研究者が企業を立ち上げ、そのまま経営するケースがある。…
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組織・人材のコンサル業「リンクアンドモチベーション」
政府は企業の働き方改革を進めている。もとより、過剰な労働、残業は許されない。電通のように、信用が失墜するケースもある。 一方、「部下が怖い」という管理職が増えている。特に、ゆとり世代の若者が…
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製造業の人手不足が追い風 「UTグループ」がブレーク
生産現場は大変である。7月末、北陸の中堅企業(約40社)の会合に参加した。経営者は口々に、「人手が足りない」と嘆いている。 コマツ、日立製作所、三菱重工業の2~3次下請けに加え、工作機械、航…
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広い分野に投資 「マーキュリアインベストメント」の魅力
Oakキャピタルなど株式専門の投資会社、M&Aを武器に急成長を目指しているRIZAPグループ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、大黒屋ホールディングスなどの業態は多いが、あらゆる分野を投資対象とす…
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シェールオイル・ガス復活の恩恵受ける「クリヤマHD」
原油価格(WTI)は現在、1バレル=50ドルを頭に、40ドル台でのもちあいとなっている。しかし、ひところの30ドル割れに比べると、高値圏での推移である。 これを受け、北米のシェールオイル・ガ…
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食セクターに投資する「ヨシムラ・フードHD」が急動兆
中小企業は日本経済の“背骨”といわれている。日本を支える柱である。その中小企業の経営者の平均年齢は66歳だ。高齢化が著しい。後継者がいないのも悩みのタネだ。だから、廃業する中小企業が激増する。 …
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ネット時代にベンチャー企業を支える「ソウルドアウト」
名(社名)は体(態)を表すという。しかし、そうでないケースも多い。味の素は「味の素」の売上高は全体の1%以下だ。半面、養命酒製造は売上高の98%が「養命酒」である。 では、フマキラー、セメダ…
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5G時代に大活躍 「ネクストジェン」は押し目買いの好機
ちょっと旧聞に属するが、6月28日~7月1日に中国・上海で開催されたMWC(モバイル・ワールド・コングレス)では第5世代の携帯電話通信規格(5G)に話題が集中したという。 5Gはすべてのモノ…
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医療関連のクラウドサービス「テクマトリックス」に波動
ネット社会はクラウド、ブロックチェーンなどの最新の技術を背景に、新しい領域に入りつつある。特に、自然災害が多発しており、高齢化社会の進展と相まって医療分野での導入が加速しそうだ。いわゆる、遠隔診療で…
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ヒアリ騒動の本命株 「フマキラー」はまだまだ上昇する
古来、兜町では世相にカネを乗せよ! という。すなわち、社会問題になっているテーマに関連する銘柄を狙うこと。急騰したビーマップ、アジア航測は災害復興支援に絡んでいる。 時流(話題)に沿ったテー…