巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

公開日: 更新日:

 文字通り、一矢を報いるのが精一杯だった。

 昨9日のオリックス戦に1-4で敗れて、今季3度目の同一カード3連敗を喫した巨人。初戦で東、2戦目で斎藤を打ちあぐねた打線は、この日も育成出身で一軍初登板初先発の5年目左腕・佐藤一磨(23)に5回を無得点に封じられた。六回に2番手の鈴木博から坂本の犠飛で1点を返したものの、結局、奪った得点はこれだけ。オリックスの投手陣に9回4安打に抑えられ、3試合連続ゼロ封負けを免れるのがやっとだった。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚)

「僕も含めてみんなで切り替えていくしかない」

 とは、試合後の阿部監督。前日はわずか2秒で会見を切り上げたが、この日は6回3失点で今季初黒星を喫した先発の菅野の投球を、「なかなか点が入らないから、慎重になりすぎたかな。それだけ、今のチーム状況を感じて投げてくれた」と評価しつつ、淡々と試合を振り返った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」

  1. 6

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  2. 7

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 8

    兵庫県・斎藤知事パラハラ認定にも無敵の“居座り” 「公務多忙」理由に第三者委報告書にコメントしない厚顔

  4. 9

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 10

    復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言