新・絶対感覚ゴルフ
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飛距離アップにはアドレスからボールを飛ばし体幹を柔軟に
60代、70代になって「ボールが飛ばなくなった」と悩んでいる人たちに希望を与える練習法がある。 シニア年齢になって飛距離が落ち、打ち方に悩む人たちは、加齢によるパワー不足だけが原因ではない。…
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スムーズなテークバック始動がボールを飛ばす秘訣
脳梗塞に倒れてから早くも10年がたつ。体が元の状態に戻ってくると、ラウンドの目的が変わってくる。 倒れた当初は「クラブが振れるようになればいい」「ラウンドができれば満足」だったが、最近ではボ…
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「SWのフルショット練習」で飛距離アップのコツをつかむ
私がドライバー飛距離を気にせずにゲームを進められるようになったのはシニア入りした52歳からだ。当時は284ヤードも飛んで、左肩痛悪化で現役を引退するまでの6年間をシニアツアーで戦った。 そし…
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左サイドの柔軟性身を付けてボールを飛ばす
私がゴルフを始めたころの目標はドライバーショットの飛ばし屋になることではなく、すべてのクラブがそこそこ当たって飛ばせることだった。 すでに紹介した7番アイアン、5番ウッド、ドライバーの3本で…
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左手リストは返さず柔軟に使いボールを飛ばす
脳梗塞に倒れて、再発することなく10年がたつ。今年になって、思い出せなかった昔の出来事が蘇ってくるようになった。 そんな話をすると、口さがない連中は、「プロ、ヤバいですよ。死に神が近づいてい…
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「急がば回れ」7番アイアンをベースに練習法を組み立てる
「150ヤードが真っすぐ飛べばシングル。180ヤードならハンディキャップ2になれる」 ゴルフを始めた26歳の頃、どうすればシングルになれるのか? をずっと考えた末にたどり着いた私なりのプランだ…
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苦手のバンカーショットは“7番アイアン”で克服する
30歳で晴れてプロテスト合格。故・中村定吉先生が「ご褒美だ」と、私が苦手としていたバンカーショットをじかに教えてくれる機会がやってきた。 かなり深いバンカーであったが、中村先生は「7番アイア…
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グリーン近くのアプローチはユーティリティーや5番ウッド
脳梗塞を患った時に、元通りの体に戻るには早くて6年、およそ10年ぐらいかかると医者に言われた。運よく、倒れてから再発することなく10年を迎えた。 昨年暮れごろから脳の働きが格段とよくなり、不…
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アプローチは状況に応じて「3つの打ち方」をマスターする
グリーンを外した時に、アプローチの成否によってスコアメークが大きく変わることは誰でもわかる。それに打つ前の気持ち次第で、結果も大きく変わってくる。 「寄せよう」と思うのか、「入れよう」と思うの…
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誰でもジャンプアップ可能 ピッチエンドランは9番アイアン
ゴルフというゲームは本当に不思議である。グリーン上にも攻守があることを知ると、ファーストパットの読みが無理なくでき、安全策を取るケースがわかるようになる。 するとミスパットが減ってメンタル面…
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等間隔にボール3個並べて全部カップインさせて身に付ける
私がプロゴルファーを目指していた時のプロテストは、1日2ラウンド、148ストローク以内で上がれば合格だった。 4オーバーでも合格だが、テストになると150ストロークの壁を切ることが出来ず、2…
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要注意!最後のパットは次のティーショットに影響を及ぼす
ティーショットに、直前ホールの最後のパッティングが影響を及ぼす――と、考えたことはあるだろうか。おそらく多くのアマチュアは考えていないだろう。 しかし私の半世紀近いゴルフ経験から、ホールアウ…
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“短いパット”練習で「レイトヒッティング」の感覚をつかむ
厳しい寒さが少しずつ和らいで、春の訪れが確実に近づいているのを実感するが、低体温症と不整脈を抱える私にとって、この時季のコースラウンドはまだドクターストップがかかる。 そこで今は、わが家での…
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打ち急ぎのミスを防止 インパクト後に頭を後方に“ぐいっ”
半世紀もゴルフに取り組んでいるが、いまだに短い距離のパッティングは難しいと思う。 誰でも「入れたい」と気持ちが強くなったり、「外したくない」と消極的になった時にもパッティングのリズムは速くな…
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体との一体感 ショートパットは上半身の左右側筋を使う
私は1メートル前後の短いパッティングほど、下半身を、特に左膝を固定して、上半身を止めずにストロークするように注意している。 上半身を止めて、腕、手主体のストロークだと強くインパクトしたり、反…
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パット名手・河野プロから学んだフェースを左に向ける構え
低体温症に不整脈の持病を抱える私にとって、この冬の寒さは体に厳しい。脳梗塞に倒れており、家族の反対もあってラウンドのできないもどかしい日々が続いている。 そこで家の中でパッティング練習に精を…
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無の心で…スタート前に得意なパット距離をチェックする
ゴルフ初心者への教え方は、日本と欧米では真逆だと言う人がいる。私もそう思う。 日本では最初に「スイングづくり」の形から入っていくが、欧米では小さな力でもボールを転がせるパッティングから始まる…
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つま先上がりのライはインパクト後に右足を一歩前に出す
私が1996年全豪シニアオープンに優勝すると、97年全英シニアオープンの招待状が届いた。 北アイルランドのリンクスコース、ロイヤルポートラッシュゴルフクラブで開催されたメジャー大会を制したの…
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急なつま先上がりはライに逆らわずにフックボールで対処
“つま先上がり”のライからの打ち方には特別な思い出がある。今から20年ぐらい前、金井清一プロの推薦で「金井・田原の極意を盗め」(テレビ東京系)の番組に出演していた。 プロ2人とゲスト1人の3人…
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“水平振り”でヘッドスピードが上昇 飛距離アップに役立つ
脳梗塞に倒れてからこの9年10カ月は、復活を目指してゴルフ人生50年の中で一番多く素振りをしてきた。 そして、1年ぐらい前から本格的な素振りに入る前のルーティンを取り入れた。 それが…